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[経済] 東寧県の朝鮮族農民、ロシア向け野菜農作業で成功

一年間、広大なロシアの地で汗を流して野菜農作業をして来た黒龍江省東寧県の金ヨンジン、権インベ、 金一男ら数十人の朝鮮族農民が最近、重いトランクを持って帰途についた。 彼らの顔にはシワが深く刻まれ、 手の甲はひび割れてはいるが、国外の農作業を片付けた喜びを隠せずにいる。

ロシア東北に位置する沿海州は、土地が広く、人口が少ない辺境地域だ。 1990年に東寧の通商貿易口がスタートし、 閑散としていた国境の小都市・東寧が賑やかになり始めた。 対ロシア貿易が本格的にスタートして、多くの人々が衣服商人 から金物、木材、衣類、家電製品などの貿易をして中露貿易の序幕を開いた。

そんな中、格別な洞察力で土地の多いロシアの地で率先して野菜栽培に走った人がいる。彼こそがまさに三岔口朝鮮族鎮の 金ヨンジン氏だ。 1995年冬、他の人々が衣服の商売をするために忙しくしている時、彼はウスリースク一帯に土地が余っていて 野菜や果物が少ないというニッチ市場を狙って、思い切って30haの土地を請負った。

野菜栽培経験がなく、農業物資が不足し、働き手が少ないなどの苦しみはあったが、金ヨンジン氏は黙々と漢族から ビニールハウス野菜の栽培技術を習い、ウスリースク付近に早春からビニールハウスにキュウリ、トマトなどの野菜を栽培、 ロシア市場に出荷してかなりの収入を上げた。

噂が広がるや、ロシアと川一つを隔てた三岔口鎮の30人余りの朝鮮族が次々とロシアに出て行って、野菜栽培に従事し、 一人当りの年収が10万元を上回っている。 三岔口村の呉グンス(53歳)は10年前から最初から夫人を連れてナホトカへ行き、 5haの野菜栽培をしており、毎年、キャベツ、ジャガイモ、トマト、スイカなどの野菜収入が少なくとも10万元以上という。

三岔口村の党支部書記・金一男氏は、新年に仕事がなくて生活が苦しい村民たちをロシアへ連れて出て行き、野菜栽培に 従事することによって共同利益の道を開いて行きたいと語った。 新年には50人余りがロシアに発つ予定だ。

(黒龍江新聞 リ・サムミン記者 2009年11月30日)
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