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[社会] 栽培人参、《身分証》を偽造し野生山人参に変身

国内に少なからぬ波紋、ネチズン:吉林人参防衛戦を展開しよう



24日CCTV2は、鑑定証明書を偽造して栽培人参が野生の山人参に変身して販売されている場合が多いと 放送され、全国的に少なからぬ波紋を起こした。

CCTV2は《毎週の品質報告》という番組を通じて次の通り明らかにした。

以前、北京の李嬢は、長白山観光の際、吉林省白山市撫松県のある人参店で200元を払って《野生山人参》を買った。 北京に帰って来て検証してみると、山人参は偽物であった。

山人参の販売会社は《新三宝》であり、吉林人参研究院の鑑定証書もあり、一連の番号によりインターネットで この山人参を検索することも出来た。

CCTV記者の調査によれば、吉林人参研究院は専門的な野生山人参鑑定機構であり、鑑定証書は当然に権威がなければならず、 また販売会社の白山市新三宝参茸有限公司もやはり有名な会社であった。 白山市撫松県万良人参市場で《新三宝》が経営する 某人参店には、国家山人参品質監督鑑定センターで検証し《国家級検査》で呼ばれる1500元以上の野生山人参と当地で 《省級検査》と呼ばれる検証機構−吉林人参研究院で検証した、価格が非常に安い野生山人参2種類があった。

記者の調査によれば、これらの《省検野生山人参》は、事実上全て栽培人参で、価格がせいぜい10元ほどのものであった。

栽培人参が野生山人参に化けるためには、野生山人参鑑定証書が必要だ。 経営者の紹介によれば、栽培人参を野生山人参に 変身させる鑑定証書を得るのは難しくないという。 吉林人参研究院、野生山人参及び珍貴薬材鑑定センターなどの鑑定機構の いずれでも、これらの《野生山人参》の鑑定証書を発給することが出来るという。

CCTV記者は4個の栽培人参を持って吉林省通化市のある市場の吉林人参研究院事務所で鑑定したが、数日後、全て野生山人参に 変わった。 だが鑑定証書に表記された鑑定人は現場にはいなかった。 研究院本部の婁主任は、彼らは 証書により費用をもらい、野生山人参鑑定証書一枚につき40元、山人参は15元という。 婁主任は、 これらの4個の人参は野生山人参の標準に適合しないが、顧客の希望により野生山人参にすることも出来ると何度も語った。

CCTV記者は撫松県新三宝、宇康、豊源、参海などの人参店で販売する19個の《野生山人参》と李嬢の《山人参》を持って 国家人参品質監督鑑定センターで鑑定した結果、全て栽培人参であった。 また北京、上海、杭州などの都市の人参市場では、 これらの鑑定証書を持った偽物の野生山人参の価格が1000元以上になっているのを発見した。

この報道が放送されるや、吉林省及び国内のその他のメディアも人参業界の将来を心配し、反省を望む声が高まった。

《新聞画報》は、これらの偽物作り現象は最近広がったものではないとして、《人参検証における偽物操作は歴史が長く、 既に人参業界では公然の秘密だ》と明らかにした。

新聞はまた、偽物人参操作の真の受恵者は人参検証の真偽を検証する検証機関であるとしながら、これらの機関の権威は政府が 付与するものであり、これらの機関が政府が与えた権威を売り払って利益を得ているわけであり、最終的には政府の信用に 影響を与えることであり、このような信用の失墜は政府が受けるしかなくなると批判した。

新聞は最後に、《問題は既に暴露された。 今は人参販売のシーズンだが、人参市場は逆に既に冷え切った状態だ。 このような時、私たちはいかなる解釈や隠匿も必要ない。 信用と名誉が傷付いた時、私たちはあらゆる力を尽くして 対応しなければならない》と指摘した。

あるネチズンは自身のブログで、《事件が中国人参の故郷である撫松県で発生したので、非常にゆゆしきことだ》とし、 《このまま放置しておけば、吉林人参のブランドは近いうちに徹底的に破壊されるだろう》と警告した。 そして、 そのネチズンは、《吉林省はひとまず人参防衛戦を展開しなければならない》と指摘した。

(吉林新聞 2009年10月27日)
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