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[社会] 在韓朝鮮族暴力組織の3人にインタビュー

中国系暴力組織の実体把握のため、韓国の《ソウル新聞》は特殊経路を通じて延辺黒蛇派の A氏、 黒龍江派の B氏、朝鮮族暴力組織 C氏などにインタビューした。 彼らは韓国内で延辺黒蛇派の全国化を予想している。

●延辺黒蛇派 A氏

《2年前、警察の集中取り締まりで親分ら35人が検挙された。 残りの組織員100人余りは捜査網をかいくぐって根拠地の 加里峰洞を離れ、全国に散った。 現在、彼らを中心に勢力が拡大している。 有機的な連絡体系を整え、点組織で 運営されているが、1〜2年以内に巨大組織として新たに出て来るだろう。》 A氏は《一度倒れればより大きな組織として 復活するのが中国暴力組織の特性》とし、このように話した。 A氏は組織に対する自負心が非常に強かった。 彼は《2004年、 黒龍江波を制圧して延辺黒蛇派が誕生した後、群小組織を全て吸収した》としながら、《他の組織員たちも延辺黒蛇派の一員と 知れば、まさに「兄貴」 と90度の挨拶をする》と語った。

A氏は韓国内の暴力組織との連携も証言した。 《かなりの外国人暴力組織が韓国の無頼たちと連絡している。我々は全羅道の 無頼と連携している。 韓国人と争いが起こった場合、彼らに話せば簡単に合意を取り付けてくれる》と明らかにした。

A氏は、組織が結成された背景についても語った。 彼は《初めは故郷の人々同士1、2人づつ集まっていたが、3ケ月ほど 過ぎると数十人に増え、あっという間に組織が形成された》という。 A氏は《兄貴分として遇する人が10人程度になる》と しながら、《組織の規律や上部の命令に逆らえば、行動隊員らに殴り殺される》と伝えた。

●黒龍江派 B氏

B氏は《現在の延辺黒蛇派の組織員たちは、江南一帯の遊興店舗やカジノ、ゲームセンターなどに進出し、ウェイターや 門番など末端から中間幹部級として仕事をしている。 今は勢力が小さいが、いずれ近いうちに江南歓楽街で頭角を表わすだろう》と 語った。

彼は、《時間はかなりかかるだろうが、江南が「朝鮮族タウン」になるだろう》と見ている。 B氏は《江南一帯で勢いを得て 遊興酒店を運営する朝鮮族暴力組織も多い》としながら、《暴力組織員たちは、彼らの業者を保護し中国から少女たちを 大量に供給、管理している》と語った。

B氏は黒龍江派で活動し、延辺黒蛇派が朝鮮族組織を統一するや、黒蛇派の一員になった。 彼は《延辺黒蛇派が恐ろしいのは、 団結がうまく行くため》とし《電話一本かければ、あっという間に20〜30人が集まり、カタをつけて散る》と語る。 彼は 《現在の延辺黒蛇派は、故郷や人脈を中心に勢力を広めて行っている。 韓国の暴力組織が朝鮮族に押される日も遠くない だろう》と言う。

●朝鮮族暴力組織 C氏

C氏は、《請負暴力、請負殺人は、べつに暴力組織員でなくても(朝鮮族に)500万〜1000万ウォンほど払えば可能だ》と 打ち明けた。 C氏は《外部に表れないようにするため、捜査機関は実体の把握を十分に出来ないが、請負暴力と請負殺人は 日常化されている》と語った。

C氏は、中国で暮らしていた時から組織を結成した。 彼は当時、配下にあった組織員の中には、現在、韓国で暴力組織の親分を している者もいると言う。

C氏は、中国で遊興酒店の運営、朝鮮族韓国入国ブローカーなどをして国内に入ってきた。 彼は《ブローカー活動の経験上、 韓国入国は非常に簡単。 偽装結婚や書類操作を通した親戚訪問などで入って来た不法滞留者などが非常に多い。 暴力組織員たちも書類操作で大挙して入って来る》と明らかにした。

(吉林新聞 2009年10月24日)
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