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［社会］　黄海海底トンネルの貫通でソウル〜威海が2時間に 韓国・京畿開発研究院‘韓中海底トンネル国際セミナー’開催 韓国の西海岸と中国・山東省威海市を海底トンネルで連結すれば、ソウル〜威海が1時間57分、ソウル〜北京が 4時間26分で結ばれるという研究結果が出た。 また海底トンネルが連結されて高速鉄道が通うことになれば、 韓国・中国・日本の東北アジア3国が275兆ウォンの経済的波及効果を得ることが出来るという結果も出て来た。 韓国の京畿開発研究院が主催し、中国・山東省社会科学院が後援した‘韓・中国海底トンネル国際セミナー’が 最近、韓国ソウルの全国銀行連合会館で開かれた。 セミナーで、京畿開発研究院・趙応来副院長は、“長期的に韓中海底トンネルが連結して韓日海底トンネル 釜山〜博多区間が連結すれば、東北アジア地域は高速鉄道ネットワークによる連結が可能になる”として“地上区間 時速400km、トンネル区間(330km基準)時速200kmで高速鉄道運行した場合、ソウル-威海区間が434kmで1時間57分、 ソウル-北京が1366kmで4時間26分、ソウル-上海が1800kmで5時間31分となり、飛行機を利用する際にかかる時間と費用を 考慮すると、競争力を持つことが出来ると判断される”と述べた。 彼はまた、“韓国と中国を直接連結する方案としては、最も距離が短い山東省威海市にある栄成市を連結地点と仮定し、 4つの代案が検討可能だ”と付け加えた。 中国・山東省交通科学研究所の許云飛研究員は、"韓・中海底トンネルが成功を収めれば、韓国・日本海底トンネルも本格的に 推進されることになるだろう"としながら"以後、中央アジア地域の陸上鉄道まで連結するならば、現代版'シルクロード'が 作られる"とした。 彼はまた、“中国政府は韓・中国海底トンネルに対する建設プロジェクトを定め、長期開発計画を既に立てている” としながら、“工事費などについて、中国でも十分な対応をしている。 またトンネル開通後の実際的な経済効果は、 京畿開発研究院で発表した結果よりはるかに大きいだろう”と展望した。 山東省社会科学院・任継明研究員も“今や韓中海底トンネルは既に明確になった。 韓・中国、韓・中・日経済統合と 政治的相互信頼の構築の上で、非常に重要な役割をするだろう。 私は、まず海底トンネルの建設、次に海底トンネルで 韓中日経済統合と韓中日相互政治的信頼の構築推進’という戦略スローガンを立てるべきだと思う”と語った。 海底トンネル路線では4つの案が提示された。 ▲仁川〜威海市(341km)、▲華城〜威海市(373km)、▲平沢・ 唐津〜威海市(386km)、▲南北関係改善を前提とした北朝鮮・甕津〜威海市(221km)路線で、路線別工事費は 72兆6000億〜123兆4000億ウォンと推算された。 セミナーには、金文洙・京畿道知事と左承喜・京畿開発研究院長など200人余りが参加した。 京畿道は昨年1月から東北アジア地域の国家間交流活性化のために、韓国・西海岸と中国・山東省地域を連結する 海底トンネル建設を政府に提案、現在、国土海洋部はこのトンネルに対する妥当性の検討作業を進めている。 中国・山東省政府側でも韓中海底トンネル建設方案について積極的に検討しているという。 （黒龍江新聞　パク・チニョプ記者　２００９年１０月１６日） Copyright(C) 朝鮮族ネット