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[社会] 青島朝鮮族女性協会を訪ねて

《私は両親のために何をしたのか?私は夫のために何をしたのか? 私は子供のために何を したのか?...私は私たちの民族のために何をしたのか? 私は国家のために何をしたのか?...》常に このように思索して積極的に努力する最も価値があり、楽しく幸せな人生を生きるそのような女性に なるために努力する女性協会がある。それが公益事業、環境保護、民族文化事業を趣旨とした非営利性 公益団体の青島朝鮮族女性協会(会長・李玉丹)だ。


▲記者に協会サイトを紹介する金ソンヒ事務局長

10月5日、李玉丹会長が韓国訪問中だったので、記者は個人宅で事務をとっている事務局長・金ソンヒに会って 青島朝鮮族女性協会の沿革と活動内容の一部を調べた。

青島朝鮮族女性協会は2002年忘年会に参加した14名の女性たちが発起した《友人会》から発展し成長した女性団体だ。 2004年3.8節活動で《同心会》と改称され、3年間の努力を経て2007年に青島市朝鮮族社会で認められる青島市朝鮮族女性 団体として浮上、真の女性協会として立ち上がった。 その年10月には協会サイト( www.cwomen.net )を正式に開通した。

毎年、新年会、3.8節、忘年会などの活動を行い、尿毒症患者に愛の寄付を伝達すること、災害区に義援金を伝達すること、 子供の教育セミナー、オリンピックボランティア、青島朝鮮族老人孝行観光などの公益活動を数十回行ったという。 その他、 不定期的に運動会を行い、バレーボール、蹴鞠、綱引き、家族リレーなどの面白い種目で協会内部の団結と凝集力を育て、 現在の市区域、李村、城陽、膠州、膠南などの5地区に支会を置いている青島朝鮮族女性協会は、180人余りの会員を有して いるという。 会員たちの年齢構成は30〜40代が中心で、自らの事業体を持っている女性たちが大部分だというのが注目すべき点だ。

去る9月19日には、我が民族の若者たちが配偶者を探すのに苦労している切実な問題を解決することに目的を置いた善男善女 見合いイベントを成功裏に行ったが、これは青島の朝鮮族社会で初めての行事だったという。

数日前に行われた《2009青島朝鮮族民俗祝祭》にはボランティア団を提供した他、伝統韓服ファッションショーを行い、 バレーボール、板跳びなどの競技種目に参加、10月18日には今年の女性協会の最も重要な行事とされる老人孝行祝祭を養老院 で行うという。

3月28日には第一次理事団会議を招集して、2009年の活動計画と予算案を通過させ、延辺愛心オモニ協会と姉妹提携を結ぶなど、 対内外事業を通じて協会の力量と社会認知度を高めた。

両親には立派な嫁と娘として、夫には立派な妻・同伴者、子供たちには立派な母になると同時に、地域社会で民族の優秀性を広く 伝播し、民族の地位を高めることに努める青島朝鮮族女性協会の会員たちは、現在の協会という第三の空間を通じて相互交流し 互いに助け合い、共に発展して女性の幸福と自我価値を実現し創造して行きつつある。

青島朝鮮族女性協会は、公益活動と環境保護、民族文化と伝統を継続する立派な事業を趣旨とした団体で、数多くの活動と 行事を成功裏に行い、展開したが、まだ事務室を整えられずにいる。 多くもない会員たちの会費と非会員の後援費を主と した収入金全てを公益活動に回しているため、事務室賃貸費をまかなえないというのが金ソンヒ事務局長の返事であった。

(吉林新聞 2009年10月6日)
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