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[社会] 長白山観光客、保護柵越えて山の下に降り死亡



9月24日午後、杭州娃哈哈グループ所属会社のある男性職員が、長白山北側風景区で天池に降りて行き、 水面を見るために防護柵を越え、急斜面を降りて行って失踪した。

長白山管理委員会では男性が失踪したという情報を聞いて、天池付近で失踪した男性を捜索した。 26日10時頃、 救助隊員たちは男性が失踪した位置を探した。 その後、救助隊員たちは二組に分かれて、日が暗くなるまで目標に 向かって前進したが、絶壁が前を遮り、もう一歩も出ることが出来なくなって引き返した。

失踪した職員は、姓が「何」氏で四川籍の人で、杭州娃哈哈グループ所属会社の科学研究人員だ。 何氏は今年30才で、 まだ結婚していないという。調べによればこの日、何氏は他のもう一人の職員と共に長白山北側風景区に行ったが、 その時に一緒に来た職員と管理人員が降りて行けないと制止したにもかかわらず、何氏は聞かずにずっと降りて行ったと発表された。

何氏が下へ降りて行った位置は、天池北側の景観台付近《天池石碑》から東に40mほど離れており、周囲にはいろいろな所に 急斜面を越えてはならないという標示板があった。事故発生後、何氏の職場の同僚らと何氏の両親たちが長白山に駆け付けた。

長白山公安局・成栄江副局長は、上から天池の水面を見るとさほど遠くには見えないが、天池石碑のあたりから斜面に沿って 水面に下りると、直線距離が700〜800mになる。 何氏は概略300mの地点で崖が前を遮っていたため、閉じ込められることに なった。 何氏が失踪した後、長白山には雪雨が降り、気温が大きく下がったので、ズボン一着しか着ていない何氏が生存 している可能性は少ないという。

27日明け方5時、救助隊員たちは再び長白山北側風景区に到着したが、可視度が3mしかなかったので、やむを得ず8時30分に 捜索作業を始めた。 15時30分、第1組からついに失踪者を発見したという知らせが伝わって来た。 しかし何氏はすでに 亡くなっていた。 何氏の身体にはいろいろな所に傷があったが、救助隊員たちは何氏が崖から落ちて死亡したものと判断した。

当日20時、指揮部では日が既に暮れたので、遺体をしばらく安全なところに移動した後、28日に再び山の下に降りて行くことに 決めた。調べによれば、何氏は幼い時から山に登って冒険することを楽しみ、身体の情況も良かったという。 何氏の両親は、 研究生卒業後、社会人になってからいくばくも無い何氏が観光の途中で事故に遭うとは思わなかったと述べた。

長白山管理委員会の該当関係者は、観光客に突発的な事故が発生するのを防止するため、必ず規定を守り、勝手に防護柵を 越えないように呼びかけている。

(吉林新聞 2009年9月28日)
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