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［社会］　延吉西市場、返品交換が困難 関連部門によれば、延吉西市場で買った商品は品質の問題があっても返品したり交換することが難しく、一部の消費者が権益を 侵害されることがたびたび発生するという。 先日、記者が延吉西市場で目撃した情況だ。 ある朝鮮族女性が西市場1階の履き物売り場で、履物一足を一目見て気に入り、 販売員に代金を払ってから詳しく調べてみると、加工が十分でなく、別なものに変えようとした。 販売員は“これは大きな問題ではないから、外に出て行って1元を払って履物修理工で修理して下さい”と言うだけで、 取り替えてくれなかった。 その女性が怒って、履き物を買わないからお金を帰して欲しいと要求すると、“返品は出来ない、 何十元かの商品なら、どれもそんなもの。今日は初売りなのだから、騒々しくしないで欲しい”と吐き捨てた。 お客さんが領収証を要求すると、販売員は“この市場で買った物について、どこで領収証を出すというのか、好きなように どこでも行って訴えればよい、恐ろしくなんかないから”と自信たっぷりに、紙切れを一枚取り出して“ 25元**号売り場、 *月*日”と大まかに書いてよこした。 その女性客は、漢族販売員と言語の疎通も十分出来ず、販売員があまりにも意気軒昂なため、 諦めてその履き物を持って力なく西市場を出るしかなかった。 今日、私たちの周囲を調べると、これと似た事例が多い。例えば、商品を購入する時、なかなか発見出来ない傷を家に戻ってから発見し、 交換を要求すれば、大部分の場合は交換してくれず、他の商品に変えようとしても本来よりむしろ高くつき、安い価格の商品に 変えようとすると差額を戻してくれない場合が多い。 返品はより一層難しいことだ。 このように、顧客と販売員が互いに顔を 赤くして争うのが常だという。 我が州の首府都市・延吉は、対外開放、市場経済の波に乗って日ごとに変化発展しており、良好なイメージと地位を樹立するために 様々な面で努力している。延吉西市場は、このように延吉、さらに我が州のイメージと地位を見せる顔も同然だ。それゆえ、 延吉西市場のようなサービス分野に、誠実・信用が皮膚で感じられる調和がとれた市場環境が、一日も早く構築されるべきだ。 （延辺日報　パク・スヨン記者　２００９年９月２４日） Copyright(C) 朝鮮族ネット