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[文化] 延辺チーム、上海浦東中邦チームに3:0で大勝



9月19日午後3時、2009中国サッカー甲級連盟戦第21節は、延辺チーム対上海浦東中邦チーム間の 競技が延吉市人民競技場で始まった。 現在、甲級順位8位と9位を占めている延辺チームと上海浦東中邦 チーム間の競技は、スーパー進出や降格とは関係ない競技だが、実力が似たチーム同士の競技であり、また 延吉競技場で初めて行われる競技というので、一万名を越えるサッカーファンがつめかけた。

8節の遠征競技で唯一勝利を上げた相手チームが、まさに上海中邦チームだ。 金光柱監督が指令塔について 挙げた初めての勝利の相手を、今日、延吉に迎えて雌雄を決することとなった。

競技開始後1分も経たないうちに、延辺チームで先制のゴールを決め、中邦チームを追い詰めた。 一回攻撃で 8番・朴成選手が個人技とスピードを利用して同僚選手がパスしたボールをそのままシュート、初めてのゴールを 成功させた。 これは2009甲級サッカー連盟戦で最も早く入れたゴール記録だ。 2分頃、金成選手がもう一度の チャンスを捕え、右側ゴール前10m付近でシュートしたが、相手GKが没収した。

試合が始まって5分も経たないうちに、延辺チームは天時地理人和の全ての強みを利用して競技の主導権を握り、 3〜4回のシュートを試み、中邦チームを圧迫している。

競技の進行を見ると、延辺チームと上海中邦チームは比較的保守的な442、352の陣形で始めたが、競技が進むに連れて 多様な変化を見せつつ競技を運営している。

延辺チームの戦略は、絶対に負けてはならず、必ず勝つということ。 反対に上海中邦はホームで喫した恥をすすぎ、 延辺の地でやり返すというもので、思うようには行かないようだ。 競技25分頃、金成選手がペナルティエリア外から 飛ばした強烈なシュートが相手ゴールをかすめて飛んだ。

競技開始後25分、激突する両チームは相変らず競技場で熾烈な激戦を行っており、1:0で延辺チームがリードしている状態だ。

競技開始28分頃、上海浦東中邦チームで攻撃チャンスを作り、フリーキックを利用して相手ゴール前にセンタリングしたが、 延辺チームの守備に阻まれて外に出た。 30分頃、延辺チームの金成選手が相手守備ラインの失敗を利用して絶好のチャンスを 掴んだが、1:1のチャンスを作りながらも惜しくも逃してしまった。 34分頃、上海中邦チームの守備選手が金成選手を妨害し、 今回の対戦初のイエローカードを受けた。

35分頃、金成選手が相手の守備ラインをかわして二度のシュートを放ち、追加ゴールを成功、30分頃に逃したチャンスを挽回した。 追加ゴールの第1の貢献者はランターラインで相手のサイド攻撃を素早く遮断して正確にパスした12番・姜洪権選手だ。

44分頃、延辺チームの一回の攻撃でもう一度のチャンスを作り、金成選手がオフサイドのクリアに成功して絶好のチャンスを 掴んだが、相手のGKにシュートを阻止された。45分頃にも一回のチャンスを作ったが、20番・鄭林国選手がオフサイド、 チャンスを逃した。

ここまで、延辺チームは2:0で上海浦東中邦チームをリードし、休憩に入った。

今年に入り初めて延吉市人民競技場でホーム競技を行ったが、一万余名のファンたちでぎっしり埋まった競技場は、 延辺チーム応援の熱気が非常に高い。

後半戦の試合が始まるや、0:2でリードされた上海浦東中邦チームで大胆な攻撃戦術を駆使し、延辺チームを圧迫、 接戦地域を延辺チームのゴール前で短縮させ、息詰まる接戦を繰り広げる。 延辺チームは落ち着いて対応し、チャンスを 狙い、一旦チャンスが出来れば直ちに相手のゴール前に突入する試みをするが、チャンスはたやすく得られない。

後半戦が始まって9分頃、延辺チームでロングパスを利用して3つ目のゴールを成功させた。 GK池文一選手がゴール前から 蹴り出したボールをゆっくりと押し進めて相手ゴール前に待機していた鄭林国選手に高いパス、鄭選手が受け止めて相手の 守備ラインをかわし、軽くゴールにつなげた。 3:0でリードじた延辺チームは、軽く勝利の成果を守りさえすれば良い 局面になった。 熾烈な甲級連盟戦で延辺チームがこのように早く勝利を確実にしたのは、おそらく初めてだろう。

3ゴールを許した上海中邦チームでは、あちこちで一点ゴールでも挽回しようとばかりに全面攻撃を駆使、だがそれがむしろ 延辺チームにはチャンスを提供し、延辺チームでは緩く応酬してチャンスさえ出来れば快速反撃を展開するなど、相手の 守備ラインを苦しめた。

後半戦競技20分が過ぎた頃、競技場の点数板は相変らず3:0、延辺チームが軽くリードしている。

後半戦競技の半分が過ぎ、競技の主導権を握った延辺チームの競技運営が比較的順調だ。 何回かの攻守転換があったが、 上海中邦チームはこれというチャンスを掴めず、延辺チームは二、三度の威嚇的な攻撃を通じて、上海中邦チームのゴール前を 襲い、競技場を牛耳っている。 30分頃、朴成選手が主導したフリーキックが相手のゴールネットを外側から揺さぶり、再び ファンの歓声を巻き起こした。

33分頃、21番・崔仁選手が8番・朴成選手に交替して出場した。 34分頃、白勝虎選手が放ったフリーキックが、 相手GKの手に当って出て来て、それをアブドルサラムがそのままサイドシュートしたが、ゴールにはつながらなかった。

37分頃の、池文一選手が相手のゴロのシュートを受け止め、ファンの割れるような拍手喝采を受けた。 続いての攻撃で 金今哲選手が絶好のチャンスを掴んだが、最後のシュートが相手ゴールの上を飛び過ぎ、悔しそうな感嘆の声を上げた。

競技終了がますます近づき、延辺チームの勝利が確実なものになって行った。今回の対戦が勝利で終われば、延辺チームは 19戦6勝7分け6敗23得19失で勝ち点25を記録、理論上では降格圏を脱出したと言うのはまだ早いものの、12位チームとの 点数差を8点とし、8位を堅く位置づけることになる。 したがって残った競技を比較的気楽な気持ちで行うことが出来るようになる。

競技終了を控え、23番・李君選手に7番・金今哲選手を交替出場させた。

前後半90分間の激戦の末、延辺チームは3:0で軽く上海中邦チームに大勝をおさめ、2009年延吉ホームの初勝利をファンに プレゼントした。

競技終了後に行われた記者会見で、上海浦東中邦チームの監督・申思は、延辺チームは強いチームで競技で負けたのは 予想どおりではあったものの、選手たちのつまらないミスで非常に早くゴールを許したので、競技運営が非常に難しかったと 語った。 延辺チームの金光柱監督は、競技開始1分も経たぬうちに先制のゴールを決め、順調な競技を繰り広げることが 出来たと指摘し、今回の対戦に対する準備が充分であり、守備ラインの守備が成功したと同時に、攻撃ラインの選手たちの 活躍が比較的効果的だったと語った。続いて、延吉にホームを移して初勝利をおさめ、非常に嬉しいし、現場に来てくれた 多くのサッカーファンたちに感謝したいと語った。

10月10日、延辺チームは延吉市人民競技場でスーパー進出が有力な遼寧チームと激突することになる。

(吉林新聞 2009年9月19日)
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