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［社会］　王少斌犯罪勢力事件の被害者に物品を返還 州党委宣伝部、州党委政法委員会、州公安局では共同で18日、王少斌犯罪勢力事件解明の情報公開会を行った後、 被害者に物品を返還した。 2004年以来、王少斌犯罪勢力集団は監獄から釈放された人員らと社会のあらゆる人員もをかき集め、延吉市で長い間、経済紛争、 工事請負、金品貸借などの形式・口実で、強奪・詐欺・違法拘留、傷害などの犯罪活動を大々的に繰り広げ、やらない悪事はない と言われるほどだった。 この事件で重傷を負ったり死んだ人だけでも15人にもなる。 王少斌犯罪勢力集団が犯した事件は、手段が残忍で節度がなく、民衆の怒りは頂点に達した。彼らは市場経済秩序と社会の安定を ひどく破壊し、人民の財産生命の安全をひどく脅かした。 ▲主犯・王少斌 州及び延吉市公安局では、吉林省公安庁の支援の下、事件解明専門指導チームを編成し、2008年2月から事件の解明に乗り出した。 州及び延吉市公安局では、この事件を解明するために州内はもちろん、山東、青島、牡丹江などの地域の8万kmもの路程を歩き回って 証拠を集め、200人余りもの被害者や証人を尋ね歩いた。 苦心した捜査の末、州及び延吉市公安局では、2008年12月10日に王少斌犯罪勢力集団を一挙に壊滅させ、犯罪集団16人と関連人員4人を逮捕した。そして111件の刑事事件と16件の治安事件を解明、41軒の家屋、23台の自動車、6丁の拳銃、15本の刀剣類を押収した。 ▲王少斌犯罪勢力から押収した刀剣類の一部 ▲王少斌犯罪勢力から押収した6丁の拳銃と麻薬吸引に使った道具類 18日、王少斌犯罪勢力事件解明の情報公開会が終わった後、被害者たちに11台の乗用車、家屋、高級腕時計など貴重品を返還した。 被害者たちは祝旗と感謝杯を公安機関に贈呈し、感謝の気持ちを表明した。 州党委常務委員であり州政法委員会書記の高傑は、中華人民共和国創建60周年を迎えるこの時期に州全体の公安機関は社会の安定を 守り、経済の発展を促進して人民の安楽な生活を保障する使命感と緊迫感を高めることなど、いくつかの要求を提起した。 王少斌犯罪勢力事件解明の情報公開会と物品返還大会には、州政府副州長・甄玉蘭、州党委宣伝部・蔡永春、延吉市政府副市長であり 公安局局長の金京日ら、州及び延吉市の指導関係者たちが参加した。 （吉林新聞　ソ・ミラン記者　２００９年９月１８日） Copyright(C) 朝鮮族ネット