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[文化] 延辺チーム、2:1で北京理工チームを撃破



4勝6分け6敗で勝ち点18を記録し8位につけている延辺チームと、3勝4分け8敗で勝ち点13を記録し12位にいる 北京理工チーム間の重要な競技が、龍井市海蘭江競技場で9月2日午後3時に正式に始まった。

前の節で瀋陽東進に2:3で逆転負けを喫し、降級圏からの脱出が出来ずにいる延辺チームは、ファンたちから 偽ボール疑惑を受けるなど、産みの苦しみを味わった。

競技序盤、若干の探り合いを経た後、延辺チームは鄭林国、アブドルサラム、金今哲、朴成選手を攻撃ラインに配置して、 MFのカイェを主軸に攻撃を展開し始めた。 北京チームは5:3:2の陣形で全面防御戦術を駆使している。 競技開始後5分頃、 延辺チームは一回の攻撃で初のシュートチャンスを作ったが、金今哲選手の強烈なシュートがゴールの上を通り過ぎ、 空に舞い上がった。 続けて6分頃に鄭林国選手が「育文選手のパスを受けて,ヘディングシュート、ゴールから僅かに外れた。 7分頃、北京理工チームで逆襲を展開、延辺チームのゴール前で絶好のチャンスを得たが、ゴールにつなげることが出来なかった。 続いてアブドルサラムが一対一の位置からシュートしたボールがキーパーの身体に当たって跳ね返され、絶好のチャンスを逃した。

延辺チームは、焦ることなく比較的落ち着いて攻撃を展開している。 競技開始後6分頃、相手のペナルティーエリア外でボールを 捉えた「育文選手が突然、遠い距離から強烈なシュートを飛ばしたが、地面をかすめて飛んで行ったボールがそのまま 相手ゴール内に引き込まれた。

17分頃、北京チームが延辺チームのゴール前左32m付近でフリーキックを得たが、危うく延辺チームのゴールを割るところだった。

20分余りが過ぎた時点で、競技場成績は1:0で延辺チームがわずかにリードしている。

先制のゴールを許した北京理工チームは、目が覚めたかのように、全面的な反撃を開始、競技場は順次緊張感が漂い始める。 352の陣形が433に変わって、攻撃型サッカーを大胆に駆使し始めたのに対して、延辺チームは攻撃の展開がスムーズでなく、 一部は失敗を見せ、残念な思いをさせたりもする。数回の攻防転換があった後、次第に競技の主導権を取り戻し、延辺チームは 順次相手を圧迫し始めた。

北京理工チームの攻撃ラインが鋭くなり、延辺チームの守備ラインに穴が出来始め、威嚇的な攻撃が延辺チームのゴール前まで 押し寄せたりもしたが、ゴールまで連結させなかった。 37分頃、延辺チームが絶好のチャンスを得たが、アブドルサラムがまた 無謀なシュートでチャンスを逃した。 以前の北京宏登チームとの競技と同じように、審判員の一部の判定が不公正判定に見え、 サッカーファンたちの気持ちが激しくなって行く。 ややもすれば延辺チームの反則で簡単に笛を吹いてしまう審判員のふるまいが、 ファンの不満を高めたのだ。

3〜4級の北風が吹き、ボールの方向が変わったりもして、攻撃展開に一部混乱があったものの、両チームは比較的落ち着いて 競技を運営して行きつつある。

競技45分頃、北京チームでフリーキックを利用してシュートを飛ばし、池文一が阻んだものの、さらに続くコーナーキックを 利用して北京チームの康斯貝が同点ゴールを決めた。 これで競技場成績は1:1、.後半戦競技で延辺チームの発奮が期待された。

競技中間の休憩時間、不正審判だと叫ぶファンたちがペットボトルを投げつけるなどして審判員の休息を妨害する中、 現場の秩序維持を担当する警察官たちがファンを制止させ、次第に落ち着きを取り戻した。

4時5分に後半戦試合が始まった。 同点ゴールを許した延辺チームでは、再び振り出しに戻って、北京理工チームに圧迫を 加えるが、北京理工チームもまたひるむことなく正面攻撃で応酬する。 向かい風を受けて攻める延辺チームと追い風に 乗った北京理工チームの攻防戦は息を継ぐ間もなく続く。

場内の一部の選手たちのはやる気持ちと場外の興奮したファンたちの気持ちが重なり、競技場内はかなり騒々しい。 後半競技6分で延辺チームの初のシュートがあったが、北京理工チームのGKに阻まれた。

競技10分頃、延辺チームの数回の攻撃が比較的激しくなるも、最後のところでチャンスを捕えられず、一歩あるいは半歩 ずつ遅れ、失敗する場面を見せた。 競技13分頃、延辺チームで9番・金成選手を鄭林国選手に交替して出場させた。 金成選手が出場して一分も経たないうちに、あっと言う間にチャンスを作り、ゴール前に押し入り、中央にパス、続いて 駆け寄って行ったアブドルサラムが軽く相手ゴール内に蹴り入れた。これで 2:1。延辺チームは再び追加ゴールで競技場の 主導権を握った。

延辺チームでは韓光華選手を林青選手に交替して出場させ、北京理工チームでも2人の選手を交替出場させた。

競技終了が次第に近づき、双方の攻防テンポがますます速くなる。 北京理工チームは、風を利用してロングパスを中心に 攻撃を強化し、延辺チームはボールを転がしながら北京理工チームのゴール前に食い込む。

43分頃、延辺チームがかなり威嚇的な攻撃を展開し、アブドルサラムがスピードと個人技で作り出したチャンスがあったが、 金成選手のシュートがゴールの外に流れ出た。

ホイッスルとともに競技が終了した。 前節で初のホーム敗戦の無念を経験した延辺チームの選手たちは、再び立ち上がった。

今日の試合を見ると、比較的交錯した競技だったが、双方ともチャンスが多かったにもかかわらずゴールを決めることが なかなか出来なかった。 延辺チームの第一の功労者は後半戦に出場した金成選手だろう。スピードと個人技で重要なチャンスを 作り、延辺チームの勝利を呼び込んだためだ。

競技終了後、北京チームの曹限東監督は延辺チームの勝利を祝ってから、残った競技で努力して甲級の座を守りたいと述べ、 延辺チームの金光柱監督はホームでの貴重な勝ち点3を得て満足していると述べた。

19節に競技のない延辺チームは、9月12日、南京有有チームと遠征競技を行うことになり、9月20日、 ホームに上海浦東中邦チームを迎え、雌雄を競うことになる。

(吉林新聞 2009年9月2日)
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