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![]() [文化] 多彩な競技、惜しい引分け 延辺チーム、対上海東亜チーム戦1:1の引分け 前半戦1分以内に炸裂した二つのゴールが競技を決定 8月8日午後4時、2009中国サッカー甲級シーズン第14節は、延辺チーム対上海東亜チーム間の競技が龍井市海蘭江競技場で始まった。 過去、0勝3敗で相手に劣後している延辺チームと全国運動会優勝、甲級順位2位など上昇気流に乗っている 東亜チーム間の競技は、国内外メディアの関心と延辺のサッカーファンたちの注目を集める競技だ。 序盤からきっ抗した接戦が続いた競技は、上海チームの奪い圧迫し取り囲む素早いパス戦術と、延辺チームの技術+ 速度型の戦術がぶつかり、火花散る様相を見せた。競技開始後10分間、両チームはそれぞれ1回のシュートを試みたものの、 大部分はセンター付近での争奪戦に力を尽くしている恰好だった。 競技開始後14分で20番・鄭林国選手がスピードと個人技で右サイドラインからボールを追い立て、相手のペナルティエリアに 突入し、ゴール前へパスしたボールが相手の守備選手の足に当たり、上海東亜チームのゴール内に吸い込まれた。 先制のゴールを決め、1:0でリードした延辺チームの形勢は1分しか維持されなかった。 15分頃、上海東亜チームで延辺チームの ゴール前30mの区域でフリーキックを利用し、直接シュートしたものがころがりながらも池文一の身体の下からゴール内に入った。 競技開始後25分頃、アブドルサラムが一回の攻撃チャンスを利用してゴール前から強烈なシュートを飛ばしたが、相手ゴールの 上を通り過ぎた。 全員が若手で構成された上海東亜チームは、徐根宝の指導の下、十年間、崇明島の根宝基地で腕を磨いて来た若い 甲級チームだが、戦術の組み合わせが潤滑で体力が旺盛な上、独特の徐根宝の《囲み圧し奪う接近戦》戦術を駆使し、 甲級チームの中でも強いチームとして頭角を現している。 競技開始後40分頃、延辺チームが一度のチャンスを利用して相手ゴールにボールを蹴り込んだが、オフサイドと判定された。 延辺チームに新しく合流した韓東日選手とカイェ選手の実力発揮が比較的良好だ。 競技前半戦の後半に入り、延辺チームの 攻撃陣が体力の消耗がひどくなり、上海チームに押され、比較的乱れた局面が見られもした。 前半戦競技で、鄭林国選手がイエローカードを受け、次節の青島海利豊チームとの競技に出場することが出来なくなった。 前半戦を見ると、実力面で東亜チームが一枚上である反面、延辺チームは強いチームに対抗して臆することなく大胆に攻撃型 サッカーを駆使し、対等な競技を繰り広げた。 全国運動会決勝段階の競技を終えたばかりとはいえ、上海東亜チームの体力は かなり回復しており、スピードや競技運営の面で延辺チームが押される場面を見せていた。 上海東亜クラブの指導者・徐根宝が観覧席に座り、携帯電話で競技を指揮する姿がファンの視線を集めた。 後半戦が始まった後、延辺チームは眼に見えて攻撃力を強化し、正確なパスと近距離パスを中心に上海東亜チームの ディフェンスラインに圧力を加えた。 競技開始後5分頃、延辺チームで相手ゴール前右35mの区域からフリーキックを得たが、 相手のディフェンスの壁に遮られた。 後半戦序盤、落ち着いて延辺チームの攻撃に応酬する上海東亜チームは、年齢に比べて 比較的老練な姿を見せた。 競技8分頃、アブドルサラムが金今哲選手のパスを受けて、そのままシュートしたが、相手ゴールの外に斜めに流れ出た。 競技開始後10分頃、アブドルサラム、カイェ、鄭林国、金今哲とつながる華麗なパスが続き、金今哲選手が右サイドラインから ゴール前に突入し、シュートしたボールが東亜チームのゴールの外に流れ出た。 競技開始後12分頃、アブドルサラムが再びゴール前で、一歩出遅れ、絶好のチャンスを失った。 続いて朴成選手のイエローカード 判定にサッカーファンは不満を表わした。 16分頃、カイェがパスしたボールを「育文が40mほど離れたところから直接飛ばしたロングシュートが相手GKによって止められた。 延辺チームの上げ潮攻勢に、上海チームのディィフェンスラインが私大に揺れ始めるや、上海東亜チームでは3番・張智を 23番・柏佳駿と交替させ、守備を強化した。 延辺チームでは19分頃、9番・金成選手に37番・アブドルサラムを交替出場させた。 アブドルサラムの勤勉性と個人技は 見過ごすことが出来ないが、数回に及ぶゴール前の失敗は、延辺チームの攻撃に一定の負担となった。 22分頃、延辺チームで一度の攻撃チャンスを利用して相手のディフェンスラインを突破し、朴成選手のシュート、そして共に ついて行った金成選手のシュートがあったが、相手の守備選手によってゴール外に出て行った。 24分頃、上海東亜チームの14番の選手が11番・姜至鵬選手に交替して出場した。 延辺チームの度重なる攻撃に 上海東亜チームの体力消耗も比較的大きくなった。 26分頃、上海東亜チームの一度の威嚇的な攻撃を韓光華選手が体で防いだ。 27分頃、延辺チームで26番・池忠国選手が21番・崔仁選手と交替して出場した。 延辺チームの金今哲、金成、朴成選手の連携が比較的潤滑だ。 上海東亜チームの接近戦を色あせさせるスピードあふれるパスが、 相手のディフェンスラインを混乱させた。30分頃の攻撃で、鄭林国選手がペナルティエリア内で半歩遅れて絶好のチャンスを 逃してしまった。 36分頃、金成選手のヘディングシュートが相手GKに捕らえられ、37分頃の朴成選手のボレーシュートがゴール外に流れた。 延辺チームでは24番・林青選手を7番・金今哲選手に交替して出場させた。 後半戦を見ると、延辺チームでは相手のエリアで相手を攻撃する姿を見せてくれた。 奪い圧迫し取り囲む徐根宝の手法を 延辺チームでより一層活用した形になった。 競技終了が近づき、上海東亜チームは全面的に防御の戦術をとり、延辺チームの 攻撃に対応して出た。 上海東亜チームのゴール前は常に5〜6人の守備選手が壁を作っていた。 43分頃、鄭林国選手の ヘディングシュートが相手ゴールに当たり、外へ弾き返された。運が伴わないのはどうすることも出来ない。競技終了を控え、 9番・金成選手のヘディングシュートが相手のゴール外へ外れ、ファンの残念がる声が場内を振らした。 延辺チームの攻撃戦が 続いたが、競技成績は相変らず1:1のままだった。 延辺チームは3連敗を喫する局面を免れたものの、優勢な競技で勝ち点1に止まるという残念な結果となった。 競技が終了した後、記者会見で両チーム監督が競技を評価した。 上海東亜チームの監督・蒋炳堯は《全国運動会に 参加して体力の消耗がひどく、延辺チームの強い攻撃にもかかわらず運良く引き分けた》で語り、延辺チームの金光柱執行 監督は《上海東亜チームの全国運動会優勝を讃える。 今日の競技は、比較的見ごたえある競技であり、攻守の転換が早く、 比較的満足出来る競技であった。 だが最後にシュートチャンスを多く無駄にしたのが惜しい》と語った。 来る15日、延辺チームは青島に遠征し青島海利豊チームと遠征競技を行うことになる。 (吉林新聞 2009年8月8日)
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