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[社会] ロシア、再度の大々的市場取締り

中国など外国の《密輸品取締り》

ロシア・モスクワにいる中国人商人たちは、最近、涙ばかり流している。 《中国人市場》と呼ばれるモスクワの 大型市場・チェルキゾフスキー市場を閉鎖してから一ヶ月となる7月31日、モスクワ政府はさらに他の市場である セヴァストポール市場を突然閉鎖した。

ロシア・ドゥーマ憲法建設委員会副主任で公正ロシア副主席のミトバンナフは、8月3日、ある外国メディアとの インタビューで、ロシアは外国商品専業の市場の設立に反対することはないが、外国社会区域のような《唐人街》、 《中国城》の設立はロシアの国情に合わないと述べた。

セヴァストポール市場の突然の検査

ロシアのメディア報道によれば、7月31日、モスクワ警察側はセヴァストポール市場を突然検査し、市場コンテナベースで 価値が約10億ルーブルに及ぶ密輸品を押収、玩具を積んだコンテナトラックを差し押さえたと宣言した。 そして、 何の通達も発表しない状況の下で市場を閉鎖した。

現在、この市場の警備員たちは誰も市場に入れないようにしており、経営者たちの質問に答えることもせずにいる。 チェルキゾフスキー市場閉鎖の際と同様に、商人たちは市場付近に集まって情報を待っている。

ロシア内務部のサイトは《セヴァストポール市場で押収した密輸品には中国製品の外、インド、アフガニスタンやトルコの 製品もあり、検査関係者たちはまた貨物税関通過の際の一連の虚偽証明書を発見した》としている。

ロシア税関の関係者たちも調査を受ける

だがチェルキゾフスキー市場の際とは異なり、今回、ロシア側では《自国の人間》たちにもメスを入れた。 ロシア総検察院偵察委員会の偵察スタッフたちは、《密輸品を調査押収したと同時に、ロシア税関の事業関係者たちも 調査しており、彼らは密輸品隠匿罪で起訴されるだろう》と話した。

偵察スタッフはまた、ポドリスク税関のセルフホフ検査所所長と検査員をはじめとする一部の税関関係者たちは、 すでに最近2年間で密輸犯罪集団を形成したと語った。

ロシア内務部の関係者は、セヴァストポール市場の閉鎖は、密輸品に対するロシアの取締り強化を示唆するものであり、 このような取締り活動は今後一週間継続するものだと明らかにした。

(吉林新聞 2009年8月6日)
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