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[文化] 延辺チーム、激戦の末に南昌八一チームと0:0引分



7月4日午後3時、陽光明るい海蘭江体育場で09中国甲級サッカー連盟戦第12節景気、延辺チーム対南昌チーム間の試合が始まった。

去る27日、北京チームとのホーム競技が突然の食中毒騒ぎのため延期となり、一週間の訓練期間を経た延辺チームは、 体力が旺盛に見える。 二連勝して順位5位に躍進した南昌チームもやはり、延辺チームから勝ち点を挙げようと万端の 準備をして来たという。

競技開始から両チームはテンポの速い攻防に入り、序盤から勢いで相手を圧倒しようと、強い攻撃と反撃で息を抜く間もない。

最初の20分余りの試合を見ると、全て延辺籍の選手で出場した延辺チームでは、監督の意志により短いパスと長いパスを 結合させ、相手ゴール前に食い込み、圧力を加える回数が多く、南昌チームの快速的な反撃が数回あったものの、 競技は0:0のままだった。 かなり強い北風が吹き、ボールの方向がうまく捕えられず、選手たちの動きも大きくなり、 体力の消耗も多くなった。

30分頃、南昌チームのフリーキックを利用した危険なシュートを池文一が両手で弾いた。 33分頃、延辺チームの 「育文選手がパスしたボールを崔仁選手が速い動きの中からシュートしたが、ゴールをとらえることは出来ず。37分頃、 アブドルサラムを鄭林国と交替出場させて、攻撃ラインの力量を強化した。 39分頃、アブドルサラムが相手の守備陣が 緩んだ隙を突いて蹴り出したボールがあわや得点かと思わせたが、ゴール前を外れた。

前半戦を見ると、南昌チームのスピードと身体的な強みが鮮明で、延辺チームの戦術も目に見えて向上した。

ここまで、双方の点数は相変らず0:0だ。

後半戦、風に向かって戦うことになった延辺チームは、細かいパス中心の攻撃を駆使、開始2分で韓松峰のフリーキックが ゴールをかすめ、南昌チームのGKが冷汗を流した。 アブドルサラムのスピード゙と技術を利用した攻撃ラインが 比較的活躍を見せる中、南昌チームは風を背に受けて戦う風のメリットを十分に利用し、ロングパスと速い反撃で延辺チームの ゴールを虎視耽々と狙う。

3千人余りのサッカーファンがサッカー場を訪ねて来て、熱心に延辺チームを応援している。 《必勝、延辺必勝!》を叫ぶ サッカーファンらと拍子に合わせて拍手するサッカーファンで場内は熱気が高まった。

景気13分頃、朴成が左サイドラインからボールを進め、ペナルティエリアで急速に食い込み、ロングシュートを 飛ばしたが、南昌チームのゴールを素早くかすめていった。 南昌チームのスピードと体躯を利用した戦術を重点的に 防御しなければならない。 17分頃、南昌チームのゴール前で混乱した場面があったが、朴成選手が一歩遅れ、絶好の チャンスをつかむことが出来なかった。

一方で《延辺チーム!》といえば、反対側で《頑張れ!》という応援が高まり、皆一緒に拍手する場内はサッカーの熱気で暑い。

18分頃、アブドルサラムが暴れ回ってゴール前にパスしたボールを、延辺チームの二人の攻撃手が逃してしまったが、 後について駆け寄って行った白勝虎が捉えてシュート、ボールは相手の身体に当たり、コーナーキック。南昌チームのゴール前は 混乱している。21分頃に再びアブドルサラムが勝ち取ったコーナーキックを利用して、再度、白勝虎が強烈なシュートを 飛ばしたが、空に舞い上がってしまった。ここまでは延辺チームが競技の主導権を握った形だ。

24分頃、南昌チームの一回の快速的な反撃で、延辺チームのゴール前30mあたりでフリーキックとなり、さらにそれが コーナーキックにつながった。 コーナーキックをそのまま回収してしまった池文一。池文一の優れた能力の発揮で、 延辺チームのゴールは相変らず守られている。

26分頃、韓光華選手が防御の中で反則、イエローカードを受けた。 今回の対戦では金今哲選手に続き、二番目のイエローカードだ。 30分頃、23番の李君が韓松峰選手と交替して出場した。 33分頃、延辺チームDFラインの小さな失敗が、 危うくゴールを許しそうになった。 幸い32番・陳志サのシュートがゴールを外れた。35分頃、21番・崔仁に交替して、 16番・呉永春が出場した。

競技終了を控え、延辺チームの攻撃は多少焦りが見え始め、戦術がやや雑になった。 攻撃を強化しつつある延辺チームだが、 南昌チームの鉄壁の守備を突き抜けることは容易ではない。 アブドルサラムが南昌チームのゴール前に食い込んで、 チャンスを狙ったが、相手によって破壊され、また南昌チームが反撃を展開し、延辺チームのゴール前まで食い込むテンポの 速い攻撃戦が観客を心配させるほど、競技は熾烈だった。

43分頃、南昌チームでは9番マディンを11番アルコスと交替出場させて、攻撃力を強化させた。 44分頃、マディンのシュートが 延辺チームのゴールのすぐそばを斜めに流れた。 45分頃、延辺チームの8番・朴成選手が非常に良いチャンスをとらえつつも、 競技は0:0で終了となった。

競技終了後、南昌八一チームの朱炯監督は競技の結果に満足すると言いながら、今回の対戦は激烈ながらも見応えのある競技 だったと語った。延辺チームの金光柱監督は0:0の結果について遺憾を表明し、南昌チームのロングパスとスピードに対する 準備が綿密でなかったと語った。

(吉林新聞 2009年7月4日)
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