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[文化] 延辺チーム1:2で遼寧宏運チームに惜敗



8節と9節競技で2連勝を収め、上昇の勢いを見せていた延辺チームが、遠征競技で強豪・遼寧チームと対戦、1:2で惜敗した。

20日夕方に行われた競技で、延辺チームは肇俊哲、李鉄などの名選手が多く、スーパーリーグ進出を目標に している遼寧宏運チームを相手に、決して引けをとらない互角の競技をおこなった。

競技序盤から技術・戦術が似た両チームは強く激突、勢いで相手を制圧しようとした。 天時地理人和の強みを持つ 遼寧宏運チームの強い攻勢の前に、延辺チームはじっと辛抱しながら反撃の機会を狙っていた。 12番・姜洪権選手が相手の 20番選手・于漢超を打ち倒し、イエローカードを受けた。 延辺チームはゴール前で遼寧チームの怒涛のような進攻を何度も はね除けてチャンスをつかみ、速い反撃を展開して相手のゴール前を威嚇した。

20分頃、遼寧チームの李鉄が丁捷にパス、丁捷がペナルティエリアに運んだボールを6番・楊宇選手がヘディングシュートで 延辺チームのゴールを割った。 一点先制を許した延辺チームでは、失点を挽回しようと努力したが、気持ちが焦ってゴール前の チャンスをうまく捕らえることが出来なかった。むしろ38分頃と40分頃に38番・リカルドともう一人のDF選手がイエロー カードを受ける羽目になった。前半戦終了を控え、相手のペナルティエリア付近で2番・白勝虎選手が放った強烈なシュートを 相手GKが両手で跳ね返した。

後半戦、21番・崔仁選手に19番・韓松峰選手を交替させた延辺チームが、攻勢に転じた。アブドルサラムのシュートがゴール から外れ、崔仁の強烈なシュートが相手GKに受け止められた。52分頃、遼寧宏運チームは一回の攻撃で再度延辺チームのゴールに 襲い掛かった。速度と技術に優れた于漢超選手が、この日の遼寧チームの功労者だ。 延辺チームはそれにより、二枚の イエローカードを受け、DFラインが崩れたりもした。 于漢超のパスを受け継いだ18番・楊旭選手が軽く追加ゴールを成功させた。

勝利への勢いを捉えた遼寧チームでは、上げ潮のような攻撃を展開し、延辺チームのゴールを数回威嚇した。 延辺チームでも 威嚇的な攻撃を展開したが、カギとなるシュートが弱く、ゴールネットを揺さぶることが出来なかった。 87分頃、遼寧チームの ゴール前でボールを捉えた2番・白勝虎選手がチャンスをモノにしてゴールを成功させた。 その後にも延辺チームは何回かの 良いチャンスがあったが、チャンスを活かすことに未熟で、同点ゴールに漕ぎ着けることが出来なかった。



競技終了後、延辺チームの監督・金光柱は、遼寧のサッカーに対して高い評価をした。 《遠征競技で強豪の遼寧チームと対戦 したが、(延辺)チームは基本的に自らの実力を発揮出来た。 戦術的には非常に成功したと思う。 選手たちのプレーに 満足している。遼寧チームの実力が我々より一枚上なので、結果は予想通りだった。》

遼寧宏運チームの監督・馬林はこのように語った。 《今回の対戦の結果に満足している。 ホームで勝利をおさめたが、 過程を見れば競技の状態に入るのに時間がかかった。 今日、延辺チームのリズムが比較的はやかったので私たちのチームは 皆、競技で相手に合わせるだけで精一杯だった。 監督として比較的満足している点は、今回の対戦の鍛練を経て、競技の 雰囲気とリズムに適応し始めたこと。 私たちのチーム(成績)は、苦戦すればするほど、より一層良くなるだろう。》

6月27日、延辺チームは北京燕捷聖チームをホームに迎えて、雌雄を決する。 11節から14節まで、延辺チームは連続4節の 競技をホームで行うことになる。

(吉林新聞 2009年6月21日)
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