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［教育］　卒業写真を撮った日 6月11日朝、陽光は普段より美しく、空は大変青く澄んでいた。 毎年写す卒業写真だが、 今年はなんだかいつもの時と気持ちが違う。 卒業生、在学生、先生で一杯になった運動場は、卒業する喜びと離れる悲しみが絡まったまま、およそ一時間に わたる卒業写真撮影行事が行われた。 私も《懐かしい学生時代、胸がジーンとした思い出》を顧みつつ、子供時代に 思い出が絡む場面をレンズに収めた。 卒業アルバムを手にとって幼い友人たちの明るい笑いを飛ばす活気に満ちた姿に、過ぎし学生時代の思い出が走馬灯の ように浮び上がる。 始業初日、新しい服を着て母とともに校門をくぐった瞬間の妙な気持ちとサイダー一本と卵二つを 持って楽しく散歩に行った甘い思い出が、もうすぐ小学校6年間の思い出を一枚の写真で終えることになる生徒たちの姿と 重なり、心情は複雑で息苦しいほどだ。 80人余りの卒業生たちは、明日を約束してより大きな学習の揺り篭へと向かうことになる。 この子供たちを送り出すのは 名残惜しいけれども、また最善を尽くしたという思いに心が満たされる。 あらゆる曲折を経て、少しずつ少しずつ成長してきた新華小学校は、今や現代に似合う現代化した一流の民族学校に変貌 している。 誇らしい子供たちを抱いて暮らす新華朝鮮族小学校、その子供たちを私たちの社会の元気な一員に成長させて 送り出す一方、新たな新入生らを迎えて、より大きな教育を準備している。 どうか、私の愛らしい子供の友人たちよ、《多くもなく少なくもなく》卒業写真を撮って入学写真を撮った その日のその笑いが永遠であることを望む。 （吉林新聞　２００９年６月１５日） Copyright(C) 朝鮮族ネット