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![]() [教育] 色褪せる外資企業選好度、英語圏への留学の夢 他民族の大学生たちと比べて見た朝鮮族大学生の創業就業及び生活消費の現状 朝鮮族の大学生、就業ターゲットを次第に国内企業へ 国内企業より優れた労動補償という決定的な要素を失ってしまう場合、外国投資業者はもはや大学生たちが 以前のように憧れる対象ではなくなるだろうというのは、当然の事だ。 今度の調査で、朝鮮族の大学生たちが職場の 選択において韓国業者に対する選好度が下がり、代わりに国内業者へと次第に関心を向けていることが判明した。 韓国輸出入銀行の集計によれば、 2008年末まで中国に進出した韓国企業は申告件数で 3万 7816社に達した。 国内に 投資した大部分の韓国中小業者は、生産した製品を自国内あるいは第三国へ輸出したり、一部を中国市場を対象する形式の 企業やそれより規模がさらに小さな生計型の企業等と見られる。 自信過剰というか、外国投資企業として一部の韓国事業主たちは、自分のおかれた環境と実力を全く念頭に置かぬまま、 中国市場をあまりにも過小評価して参入した。その結果、これらの投資家たちは、信頼性や堅実性で劣っていたことは もちろん、現地化経営の水準そして遵法態度や人間尊重と和合など、多くの面で問題を起し、現地で非難の対象になっている。 中央 TV2 経済番組で専門韓国業者の放漫経営と債務忌避、夜逃げなどに関する話題を熱烈に扱うほど、一部の地域では 韓国業者、韓国人というだけで拒否感を示す。堅実な企業が中国で苦労して積み上げて来た企業イメージと国家イメージを、 せっかくどじょう何匹かがやって来た川の水をすべて流してしまうかの如く、台無しにしてしまった。 今度の調査でアンケートに参加した朝鮮族の大学生たちは、就職選択で 韓国企業を選択した者が15%にとどまり、 国内企業を選択した者の14%とほとんど差がなかった。それだけでなく、今年卒業する大学生たちは 15.6%が韓国企業を 選択したのに対し、2006、2007年入学の大学生たちは 韓国企業を選択した者が13.5%、国内企業は 24.3%を占め、 選好度の面で国内企業が徐々に韓国企業を上回る様相を見せている。 かつて国内で就職していた朝鮮族の大学生を見ると、ほとんど大部分は中国に進出した韓国あるいは日本の業者に就職することを 最も主要な就職経路にしていた。これにより、朝鮮族の大卒生たちは就職において他民族の大学生たちとの競争をある程度避ける ことが出来た。 しかし長い目で見ると、これは決して最善の道だとは言いにくいだろう。 中国という巨大な就業市場において、 他民族の大卒生たちと堂々と総合的な資質を競いながら熾烈な競争を通じて国内の有名企業や優秀な中小業者に関心を向け、 自分の位置を確認することが望ましいだろう。 また、この過程で民族的な気質に加え、自分だけの強みまでうまく活用すれば、 就職においてさらに良い結果を得ることが出来るだろう。 喜ばしいのは、ますます多くの朝鮮族大学生たちがこの点を既に 考慮し、就職経路について過去の単純な考え方から脱し、国内業者に対して十分な関心を持ちながら、さらに多様な就職経路を 作り出して行きつつあるということだ。 先進国に向けた朝鮮族大学生の留学への夢 朝鮮族社会で出国ブームが一向に冷める気配を見せない一方、朝鮮族の大学生たちに関しては留学ブームがこれに一歩も 引けを取らないと思っても構わないだろう。 異なるのは、出稼ぎに出る社会人の朝鮮族たちは大部分が韓国行きを選んで いるのに対し、今度の調査で朝鮮族の大学生たちはヨーロッパやアメリカのような英語圏の先進国を第一に志向しているという点だ。 回答に参加した朝鮮族の大学生たちの中で、およそ 89%に達する人々が留学を考えたことがあると答えた。留学目的地に 関する問いでは、朝鮮族の大学生たちは第一順位にヨーロッパやアメリカ(44%) など英語圏の先進国を選択した。 韓国や日本などの同一文化圏に属したり文化的に近く相対的に適応しやすい東南アジア圏を第一に選択するのではないかと いう予想に反し、かなり意外な結果だった。朝鮮族の大学生たちが二番目に選択した留学目的地は日本(32%)であり、 最後に選択した韓国留学は 24%水準となり、日本とは幾分の差があった。最近、 《英語が分からなければ文盲も同然》 《世界を知るには英語を学べ》と誰もが言う。グローバル経済の時代に世界的な交流と今後の進路のためには、英語が必須だ。 英語圏の先進国を選択した主要目的がたぶんこの理由のためだろう。 留学目的も先進国の進んだ知識と世界的な視野を育てるために出国する大学生がいるかと思えば、国内就職が思ったほど 理想的には出来なかったために留学を選択する学生もいる。 また周りの友達が行くから尻馬に乗って自分も行くとか、 あるいは恋人が行くから一緒に留学を選択するなど、多様な様相がある。朝鮮族の大学生たちの留学ブームについては、 社会的にさまざまな見解があるが、将来の目標と計画を緻密に立てて選択した留学であれ何であれ、全般的に見てこれらの 先進国に向けた海外留学はどう見ても得られるものが多いと言うことは出来るだろう。 (吉林新聞 2009年5月19日)
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