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![]() [教育] 敦化、渤海時代の穀物加工用石臼を発見 今年 4月中旬、敦化市民俗学会のメンバーは、翰章郷の 《徳林石群文化園》を調査し、古代の石臼 2個を発見した。 該当の専門家の認証を経て、この二つの石臼は古代の渤海人たちが穀物を加工した道具であるということが明らかになった。 これは 1300年ほど前、この地で生活していた渤海人たちが、既に石器で穀物を加工して粉食品を作っていたこと示す。 調べによれば、この二つの石臼のうち、大きいものは直径が 1.19mで厚さは 40cm、小さいものは直径が 1.13mで厚さは 大きいものとあまり差がない。 二つの石臼の共通した特徴は、中間が厚くて外側が薄く、外周が平たく、 表面がすべすべしていることだ。 長年、敦化徳林石群文化の研究に携わって来た延辺民間芸術家協会副主席・高景森は、この石臼は家畜が石臼を引きながら 粉を作った道具だろうとしている。 石器の発展過程から見ると、この石臼は《研子臼》が出現する前に粉を挽いた道具であるということが明らかになった。 この二つの文物発見は、敦化付近で生活していた古代渤海人たちは、既に石器で穀物を加工することを知っていた のみならず、粉食品を食べていたという有力な証拠になる。 この石器の発見は、我が国の東北民族史、 文化史及び北東アジアの歴史研究に貴重な資料を提供するものだ。 (吉林新聞 2009年5月18日)
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