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![]() [教育] 朝鮮族大学生、創業志向が他民族に劣る 他民族大学生たちと比べて見た朝鮮族の大学生たちの創業就業及び生活消費の実態 朝鮮族大学生 創業意欲が他民族に比べて相当劣る 国内の大卒生たちが実際に創業に参加する比率は、 1%未満といわれている。逆に先進国の大学生創業率は 20%から 30%で、かなり高い水準だ。 このような創業は、社会全般的な雰囲気だけでなく、大学から芽生え始めた 創業志向と直接つながっていると考えることが出来るだろう。調査に応じた 67%の朝鮮族の大学生たちが創業を考えて 見たことがあると答えた。 一方、 32%に及ぶ大学生たちは、創業を全く考えたことがないと答えた。他民族の大学生たちは 86%以上が卒業後に創業を試みる思いを持ったことがあると返事し、そのうち 3.8%は卒業後すぐに創業をしようと思うと 答えた。これにより、私たちは朝鮮族の大学生たちが創業志向において他民族の大学生たちよりかなり劣っていることを知る ことが出来る。創業志向の発想は社会だけでなく主に家族や自分の周りの知人などの影響を多く受けている。 家族や本人が 知っている人の中に創業に携わる数が多いほど、人々に与える直接的な影響は非常に大きくなり、他民族の大学生たちは 27.5%が家族の影響、そして 22.9%が知人の影響を受けたと答えた。一方、朝鮮族の大学生たちは 14%が家族の影響、 知人の影響は 6%にしかならず、両者を合せても上の一方にすら及ばない状況だ。 朝鮮族社会全般に深く浸透してしまった出国労働ブーム、果物を売ったり野菜を売る小さな商売などはくだらないと考え、 創業よりも消費が優先する価値観が朝鮮族の大学生たちの創業観念にも直接、悪影響を及ぼしているのだ。 卒業後すぐに創業をしようと考える場合、親の態度はどうかという問いに対しても、朝鮮族の大学生たちは 30%が反対すると 答え、他民族の大学生は 19%が反対すると回答、やはりかなりの差が見られた。 大学生の創業の障害物は金詰まりではなく経験不足 政府では高等学校就業市場の厳しさを緩和するための一つの措置として、大学生の創業を積極的に提唱している。 では、大学生本人たちはこれをどう考えているのか? 調査によると、 65%の朝鮮族大学生と 63.4%の他民族大学生は、 経験不足を創業に際しての最大の問題点だと答えた。そして 32%の朝鮮族大学生(他民族大学生 31%)は、資金不足を 大学生創業を阻む要因として挙げた。これにより私たちは、大学生の創業で彼らが最も重視していることが、資金問題 よりもむしろ社会経験不足であるということが分かる。 このような点に関して、大学では産学研プロジェクトのような取り組みに専攻と関係する大学生たちを引き入れ、政府 ではまだ始まって間もないインターンシップ(実習社員)制度を徐々に改善・拡大して、彼らが実務経験を積めるようにするだろう。 創業の形式については、42.2%に及ぶ朝鮮族大学生と 45.9%の他民族大学生たちは同業を選択した。 そして 49.4%の朝鮮族大学生と 44.6%の他民族大学生が自主的な創業を選択、家族形態の創業はそれぞれ 8.4%と 9.5%しかなく、 あまり好まれる創業形式ではないという結果になった。 《他の人々に比べて大学生が創業において有利であると思うか》と いう問いに対して、 68%の朝鮮族大学生と 75%の他民族大学生たちは、そうは思わないと回答した。多くの大学生は創業で 自分たちを社会やその他の部類の人々とまったく同じ位置においていた。 やはり創業においては、 IQよりも EQがより重要 だと認識しているようだ。 創業指導の教育について、71%の朝鮮族大学生と 81%に達する他民族大学生が大学内に創業指導課程を設置しなければ ならないと指摘した。 しかし大学生の高い欲求に比べて国内の大学の事情を見ると、創業についての指導課程はいまだに 空白に近い状況で、大学生はこれに関する必要な知識を学校内で得ることが出来ない。 そのため、彼らは創業を試みる 欲求が大きくても、創業設計からプロジェクト設定、 市場可能性、最小限の創業費用、マーケティングそして ビジネス税務など各種の関連する分野の業社登録から税収と費用負担などさまざまな具体的な問題になると 暗中模索となるため、躊躇もそれだけ大きくならざるを得ない。 (吉林新聞 2009年5月16日)
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