xxxxxxx
朝鮮族ネット 中国の朝鮮族に関するニュースポータルサイト Search by Google:
ホーム 朝鮮族概要 地域紹介 政治 経済 歴史 観光 ショッピング コミュニティー お問合せ



[経済] 延辺ガマガエル協会、ハウスでのガマガエル飼育に成功

飼育周期を縮め、経済メリットを向上



延辺ガマガエル協会で長年間の研究と試験を経て、ハウスにより長白山ガマガエルを飼育することに成功、 飼育周期を縮め、経済メリットを高めるなどの優れた点で飼育農家たちの好評を得ている。

ガマガエル(林蛙)は貴重な漢方薬材であり、含有される活性物質と一部の因子は、人体に明らかな医療、健康、 美容作用がある。 ガマガエルの肉は上等食品で、国内外市場でよく売れる。 今、ガマガエルは価格が高く、 供給が需要を満足出来ない状態だ。1970年代、ガマ油は1kg当たり何十元、その後、何十倍にも上昇し、 2000年には1kg当たり 1500元、 今は1kg当たり 4000〜5000元に上がっており、供給が追いつかないのが実情だ。

ガマガエルは中国林蛙とも呼ばれ、延辺・長白山地区で産するガマガエルを長白山林蛙と呼び、黒龍江で産する ガマガエルを哈什螞と呼び、そのうち長白山林蛙が体が大きく油の含量が高く、ガマガエルの珍品として 哈什螞と比べても価格面で著しい差がある。(長白山林蛙は生きたもので1kg当たり 160〜280元、哈什螞は1kg当たり 70〜80元)

ガマガエルの飼育は、投資額が少なく回収が早く、収入が高い良いビジネスになる。市場の需要増加と野生ガマガエル資源 が減少する情況にかんがみ、吉林省延辺長白山ガマガエル協会では、会長・方龍山の指導の下、種モデル基地を建て、 上質品種を育成した。

また、国内のさまざまなガマガエル飼育モデルを比較研究し、それを基礎として長年間の努力の末に飼育周期を短縮し、 経済メリットを高めることが出来るハウスガマガエル飼育技術を確立し、普及させている。

ハウス飼育技術とは、元々伝統的に山で自然に育てる時には 3〜4年かけてから出荷するところを、ハウスで育てれば 2年で 出荷出来る方法(山で育った一年物のガマガエルをハウスで飼育すれば、 1年で出荷することが出来る)で、 18〜20匹が 0.5kgに達し、飼育周期を減らして経済メリットを向上させることが出来る。 伝統的な飼育方法では 3ヶ月しか飼料を供給することが出来ないが、ハウス養殖は 6ヶ月間飼料を供給することが出来る。 また、ハウスで 飼育すれば、天敵を防止し(ネズミ一匹が一日に 2000匹ずつ噛み殺す)、消毒管理にも有利だ。 温度差が大きい吉林省や 黒龍江省などの地方にとって、ハウス飼育が最も相応しいといえる。

延辺ガマガエル協会では、 2007年から該当部門の批准を経て、生きたガマガエルを韓国などの国々に 輸出(中国内では唯一)しており、飼育規模の拡大と精密加工の体制作りが急がれるべきだと方会長は強調した。

(黒龍江新聞 チェ・ソンリム記者 2009年4月30日)
Copyright(C) 朝鮮族ネット