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![]() [社会] 三つの朝鮮族村、知恵集めて土地管理のメリットを享受 三人寄れば文殊の知恵 余った土地を集中譲渡、譲渡費はその年の経済状況により、それぞれ年末に農民たちに支払い 何年か前から、柳河県柳河鎮にある三つの朝鮮族村である太陽昇村、永豊村、先鋒村では、お互いに経験を 交換し知恵を集め、村の土地を上手に管理することで、村民の権益を守っている。 都市進出と海外進出ブームにより、朝鮮族村では農民が土地を私的に譲渡したり二束三文で売るなどして、他地方の 農民が来て土地を獲得する現象がますます増えている。これは、村の正規の土地管理において非常に不利であるだけで なく、ひいては村の農民たちの土地流失をもたらした。 これを勘案し、柳河県柳河鎮の永豊村、先鋒村、太陽昇村の鄭ムンチョル、林チェドン、権ドクボンの三人の村党支部書記は 《どのようにすれば村民たちの土地を保護出来るか》について悩み、常に一緒に集まって各村の状況をお互いに報告し、 新しい農村建設を討論・研究し、対策を講じた。 土地管理について、三つの村は知恵を集めて 《土地統一管理》 規定を作成した。村民代表大会と村民大会を召集し、 制度と実施方案を討議し、村民大会で承認された決議は、各村民委員会で徹底的に執行した。 規定により 《吉林省土地経営管理法規と土地請負法法規》に基づき、集団と農民の利益を保障することを土台として、 個人と各世帯の土地経営権は村民委員会(村経済組織)で集団にて統一管理する。 土地所有権は集団に属し、個人には土地経営権が あるのみだ。個人が土地を他人に譲渡したり、残してやるためには、必ず村民委員会の同意を経た後に契約を締結することが出来る。 そのようにせず私的に土地を処理した場合には、村民委員会は個人から土地経営権を剥奪する》と決めた。 これには目先の利益のみを 考える一部の農民たちの不満もあったが、大部分の農民の賛同を受けた。 現在、永豊村は人口が 1049人で 3350畝ほどの耕作地を持っており、先鋒村は人口が 393人、500畝ほどの耕作地、 太陽昇村は人口が 796人で 950畝の耕作地を持っている。 この三つの朝鮮族村では、土地を耕している何人にもならない村農民たちの 土地の外、集中譲渡を行ったところ、譲渡費はその年の経済状況によってそれぞれ1畝(660平米)当りの金額で 300元あるいは米で 200斤ずつ、年末に農民たちに支払っている。 土地管理に冠する規定を、これまで徹底的に執行して来たおかげで、三つの朝鮮族村では農民たちの土地流失と 損害を免れただけでなく、集団と個人の間の相互利益も図ることが出来ている。 (吉林新聞 2009年4月16日)
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