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[社会] 訪問就業制抽選で選抜されても韓国語出来ねばビザ無効

3日、韓国語を聞き分けることも出来ず書くことも出来ない無縁故訪問就業(H-2) 査証の所持者が、 韓国の空港に到着するや否やビザ無効というハンコを押されて中国に帰って来た。

調べによれば、吉林省通化地区の男性・金氏は、去年 9月、実務韓国語試験に参加して合格、その後の抽選にも パスし、今年 3月末に訪問就業査証を受けた。 この日、彼は長春空港を発って仁川空港に到着、入国カードを入力 することが出来ず、仁川空港出入国管理事務所の職員が一言二言聞いて見たところ、聞き分けることが 出来ずにぼんやりとしていていた。

出入国事務所の職員は、彼の旅券査証が無縁故訪問就業査証であるにもかかわらず韓国語を聞き分けることも出来ず書く ことも出来ない人が、どうやって試験に合格出来るのかとして、彼の査証を無効と宣告し、査証に黒い縁取りの付いた 長方形の中に英文で 《VOID(査証無効)》と書いた判を押し、入国を許可しなかった。この日、金氏の外にも、瀋陽から 飛行機に乗って仁川空港に到着した朝鮮族 1人に入国が認められず、中国に帰国した。

それ以外にも 4月に入ってからも、吉林省散在地から、金氏のように訪問就業査証を持っているにもかかわらず韓国語が 出来ない何人かの無縁故朝鮮族が韓国に到着したが、入国審査にひっかかって帰国した。 これと関連して、 9日、 韓国法務部外国籍同胞科の田達洙事務官は、記者との電話インタビューで、朝鮮族以外の民族が証憑を朝鮮族に変えて 実務試験に参加し、韓国に入国する事例が発覚したとし、今後、入国審査だけでなく訪問就業査証発給審査もさらに強化する ことを指示したと明らかにした。

記者が調べたところよれば、 4月に入って瀋陽総領事館では訪問就業査証を申請する朝鮮族に対する審査を強化している。 戸籍簿に戸主だけがいて他の家族がいない人、連れ合いが朝鮮族以外の民族と表記されている人に対して確認電話で 身分確認をしたり、確認電話をしても確認がうまく出来ない場合は直接領事館に呼び入れて面談する。

4月 2月、中国試験センターでは 2009年度上半期無縁故同胞韓国語試験受験票をインターネットにて発給した。 この時期に 合わせて韓国法務部で訪問就業査証発給審査と入国審査を強化したのは、以後、朝鮮族が韓国語試験に参加して抽選にて 選抜されても、基礎的な韓国語を話すことも書くことも出来ない人は査証を受けるのが難しくなり、査証を受けたとしても 入国が許可されないという強い警告を発信するものだ。

査証が無効になった無縁故朝鮮族が再び訪問就業査証を申請する意向がある場合、直ちに韓国語の勉強をして 2009年度 下半期実務試験を受けて合格し、抽選選抜されれば、再び査証を取得することが出来ると田達洙事務官は明らかにした。

(吉林新聞 2009年4月11日)
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