xxxxxxx
朝鮮族ネット 中国の朝鮮族に関するニュースポータルサイト Search by Google:
ホーム 朝鮮族概要 地域紹介 政治 経済 歴史 観光 ショッピング コミュニティー お問合せ



[社会] 延吉市、《轡を外した馬》たちに鞭

延吉市党委と政府、小型公共バスサービスの品質問題を重視、督促検査通知書を通達
公共バス会社に1ヶ月間の整理整頓強化月活動を展開
2012年より会社から運営権を回収し統一的に経営



▲延吉市では市内の主な停車場ごとに検問所を設置し、乗務員たちの違法行為を検査している。 写真は延吉駅前の検問所。

延吉市党委と政府が重視、バス会社への措置を講究

本紙は、インターネットと 2月 14日 《社会と民生 (B1面)》に延吉市内の小型公共バス運行に存在する問題 と市民の不満及び新年への所望を反映した 《〈轡を外した馬〉たち...該当部門が取締るべし》という記事を掲載した。

この記事が報道された後、延吉市党委と政府では、小型公共バスの運行に存在する問題点を重視し、 3月 12日に 延吉市建設局と市公安局交通警察大隊に 《督促検査通知書》を通達、上記二つの部門でバス業種の監督管理を 強化して運営秩序を早急に規範化し、厳格に執行して該当の法律規定により処罰を強化し、長期的かつ効果的な 監督管理システムを形成し、人々の人身安全に脅威を与え延吉市の文明的かつ調和ある交通秩序を破壊する 《野蛮な運転》行為を厳格に取り締まることを要求した。

延吉市党委と政府の通知精神と会社の要求に伴い、延吉市公共バス有限公司小型公共バス管理隊では、検査員、 運転手、切符売りの全てを対象として、 3月 28日から 4月 30日まで 1ヶ月間 《野蛮運転整理整頓強化月》活動を 展開する、と小型公共バス管理隊・李隊長が紹介した。

規律に違反した検査員、運転手、切符売りを厳格に取り締まり

具体的な内容としては、 《強化月》期間に記録員を除く検問所の 72人の全検査員は、天気に関係なく屋外で停車場の 秩序と運転手たちが早めに停車場に入って来たり停車場で滞留したり、遅れて停車場に入って来るなどの規律違反行為に 対して警告、運営証の差し押え、罰金などの処罰措置を行い、規律に違反して態度が悪辣な者に対してはとりわけ厳しく処理する。

運転手と切符売りに対しては、 《強化月》期間に 《乗客の取り合い》や《野蛮運転》行為などを根絶し、自己の資質を 向上させてトラブルを避け、矛盾激化を防止し、トラブルが生じれば現場で和解してサービスへの苦情をなくすように働きかける。

記者が延吉市公共バス有限公司の運営科・徐影科長から聞いたところによれば、会社には正式社員が 600人余りいて、 その外に小型公共バスの請負者と運転手、切符売りが 1600人余りいる。

大型公共バスの運転手たちの大部分が 2ヶ月間の専門講習を受けた延吉市民であるのに対し、小型公共バスの乗務員 たちは、大部分が延吉市外の州内その他の県市及び黒龍江、遼寧、さらには北京から来た外地人たちが主であり、 朝鮮族は 5%にもならない。 文化水準が低く、農村人が主体の上、半日の規定制度学習しか経ずに職場に出た彼らが、 延吉市内の 384台の小型公共バスの 38本の運行路線を担っているわけで、低い資質から惹き起こされる荒っぽい サービスの洗礼により、乗客たちとしばしばトラブルが発生する。 そして毎日平均 2、3回ずつ苦情電話がかかって来る。

2012年より会社から運営権を回収して統一経営

李隊長は 《会社ではこの点を勘案し、 2011年末までに小型公共バスに対する 8年間の請負期間が終了すれば、 既存の請負制度を取り消す予定だ。 2012年からは、会社で 8年間運営して来た既存の小型公共バスを廃棄処分し、 運営権を回収して統一的にバス運転手と切符売りたちを募集し、規範化して管理する。 そうすれば、乗務関係者たちの 資質が大幅に向上するはず》と見込んでいる。

《強化月》期間に市民は、バスの運行に存在する乗務員たちのサービス品質とその他の問題をバス会社の申告電話 0433-286-3782(小型)と 0433-281-3782(大型)に報告するだけでなく、運営の責任者(0433-291-6913)に 連絡して解決してもらうことも出来る。

バス管理隊では、乗客が申告する際、電話番号を残せば、乗務関係者たちの規定違反の事実を調査確認して、 乗務関係者に厳しい処罰を課するだけでなく、乗客に電話をかけて謝罪する。

本紙は引き続き 《強化月》期間の監督管理と整理整頓の実施情況に注目して行きたい。

(吉林新聞 2009年3月30日)
Copyright(C) 朝鮮族ネット