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![]() [社会] 韓国ウォンの下落、韓国製品はお買い得か? 不況の中で変化するショッピング街−家電製品の価格差最大 衣類・化粧品などの製品が人気 数日前、韓国ウォンの対人民元レートは 0.004まで下がった。 誰もこのレートが底まで来たと断言する ことは出来ない。 韓国ウォンを持っていたり、韓国に出稼ぎに出た人々は、悲痛な面持ちでため息が出る だけだ。 レートが下落し、多くの人々が痛みを経験しているが、そんな中でも賢明な消費方式で懐を守る人々がいる。 出稼ぎ帰国者: 家電を買って来れば得? 帰国はしなければならず、儲けた金は一夜にしてどんどん価値を減らし、韓国へ出た労務者たちの心は重く なるばかりだ。それでも働き口があって中国にお金を送らなければならない懸念のない人々は、ひたすら待って いればよい。しかし急に帰国しなければならなくなった労務者たちは、辛い限りだ。 どのようにすれば、 苦労して稼いだお金の価値を活かすことが出来るのか?最近、一部の人々は帰国前に韓国でコンピューター、 電気釜、冷蔵庫、洗濯機などの家電製品を購入して中国に送っている。 価格差によって為替の損失を埋めようと いう発想のようだ。 最近、韓国経済の不景気で多くの家電製品を安売りしている。それに加えて人民元が強いので、 同種の製品を見ると、韓国と中国の製品価格に著しい差があることがわかる。2ドア式冷蔵庫の場合、中国内で販売 されている価格は普通 1万元以上、しかし韓国のショッピングモールに入って見れば 90万ウォンほどから 200万 ウォン程の製品があった。 今のレートで計算すれば 3600元から 8000元程の価格帯だ。 長春の徐さんは、先日、 韓国で LG洗濯機と三星コンピューターを購入した。 洗濯機は韓国の某マートで購入したが、先に長春で同等製品の 価格を調べたら 6800元だった。 韓国で売る洗濯機の価格は 37万ウォン(1500元程)だった。マートで直接宅配会社を 呼んでくれたが、関税と宅配費を合わせて 22万ウォン(900元程)がかかったという。似た品種の洗濯機を半分にも ならない価格で買ったことになる。彼はまた、韓国で三星ノートパソコンも購入したが、 5000元ほどだった。 同じノート・パソコンの中国販売価格は少なくとも 7000元だった。 しかし韓国の家電製品は、韓国内の電流に合うように設計されているから、中国の電流で長く使っているとすぐに 故障し、また修理しようと思っても難しいいくつかの点があるという。中国に長い間居住した韓国の人々から 聞いた話によれば、韓国の家電製品を持って来て変圧器を設置して使っても、頻繁に故障するという。 したがって、韓国の家電製品を購入することはお勧め出来ないという判断になる。 化粧品・衣類のオンライン購入が人気 一部の若者達は、オンラインショッピングで購入の楽しさを満喫している。 まず韓国の有名オンラインショッピングモールに 接続して、希望の化粧品あるいは衣服を選んだ後、サイズとブランド名、そして番号を韓国にいる親戚に知らせ、韓国で購入 して中国に宅配で送ってもらっている。長春の高級売場で 1000元ほどで販売されている衣類を 200元ほどで購入することが 出来るという。長春にいる厳さんは、韓国のオンラインショッピングモールで 3万ウォンほどの服を購入、 宅配費が 3万ウォン、合わせて 6万ウォン(240元ほど)にて購入した。 彼の話によれば、長春の桂林路や 高級商店街へ行けば、同じ服を 500元以上で売っているという。 それも安売り価格だという。 化粧品も同じ。青島に暮す金さんは、長い間、韓国化粧品ショッピングモールを運営して来た。 彼の紹介によれば、 先日、彼は韓国のインターネットで 9000ウォン(36元ほど)を払って化粧品を買ったが、青島の韓国化粧品売場でまったく 同じ製品を 120元で売っているというのだ。ほぼ 3倍に近い価格だ。 金さんの紹介によれば、現在、青島で韓国の衣類、 化粧品、布団、生活用品などがたくさん売れており、中国から品物を輸出して韓国の東大門のような所に納品していた 仲介商たちも、現在は逆に東大門で品物を購入して広州や青島などへ売っているという。 金さんは、韓国で1万ウォン ほど(40元ほど)の製品を中国でほぼ 3倍の価格で販売していると思えば良いという。 しかしオンラインショッピングは 展示物と実際の製品に差がある時もあり、サイズも正確ではなく、煩わしさがある。 それゆえ、それぞれの製品に ついての注意書きも参考にしながら購入しなければならない。 韓国訪問の機会に大量ショッピング 昨年末、韓国へ行った記者も、以前とは違い韓国製品が 《かなり安い》と初めて感じた。 その前に韓国へ行った時は 《高い》という印象が強かったが、去年には中国の価格と大体同じか、むしろ安いという感じを受けた。 記者は 某マートで割引販売しているシャツを購入したが、1万ウォンで二着! 中国でも買うことが出来ない価格だった。 同行した中国人は一気に 12着を購入した。 彼は中国で同じ品質の服を買おうと思えば、少なくとも一着につき 300元は払わなければならないとして、掘り出し物を得たと大喜びだった。 日本円と人民元の上昇とともに、韓国は既に日本人や中国人のショッピング天国になっている。韓国にいる友人の 話によれば、ほとんどすべての売場に日本語で価格を表示してあり、日本語や中国語が分かるスタッフを求めているという。 また瀋陽の某旅行社で調べたところによれば、最近、セルフ観光チームが割とよく集まり、少なからぬ人々が韓国に 観光かたがたショッピングに出るという。誰もが、韓国の製品価格が高くなく、品質もよいと評価しているという。 (黒龍江新聞 2009年3月24日)
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