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![]() [社会] 遼寧省、朝鮮族公務員がますます減少 遼寧省朝鮮族経済文化交流協会・張賢煥会長とのインタビュー 遼寧省民族事務委員会主任、遼寧省人大民族僑胞事務委員会副主任として活動し、去年退職した遼寧省朝鮮族 経済文化交流協会会長・張賢煥(67歳)さんは、記者とのインタビューでより多くの朝鮮族の若者たちが公務員として加入し、 指導者となって我が民族の政治的権利の代弁者の役目を充実させて行くことを切に望むと語った。 彼は "社会全体的に公務員ブームが盛り上がっているのに比べ、朝鮮族の若者たちが公務員になろうとする数は減る一方であり、 また年配の朝鮮族幹部たちが一人、二人と退職しており、今、遼寧省の党政機関で働く朝鮮族幹部は以前に比べて大幅に減った"と 切ない心情を吐露した。 張賢煥会長が省人大にいた 1990年代まででも、遼寧省の朝鮮族人大代表は 12名もいたが、今は 3人しかいない。朝鮮族幹部も、 あの時は部庁長級以上 29人、省級幹部 5人を含め、合計 49人がいたが、今はその半分にもならない。 張賢煥会長はこのような 問題について、朝鮮族の人口流失が問題なのではなく、朝鮮族の若者たちが物事を長期的に見る視野を持たないからだという。 また多くの朝鮮族の若者たちが日本、韓国企業に就職し、毎月数千元ずつもらうことを大出世でもしたかのように考えていると語る。 彼は、国の権力を行使する特殊階層である幹部は、最大の資源であるとして、党政機関に我が民族幹部がいて、人大、政協にも 我が民族の代表、委員がいれば、私たちは本当の民族平等と民族権利を実現することが出来ると強調した。 そして彼は "今、 朝鮮族の若者たちは名門大学を望み、大学入試は二、三回受けるが、公務員試験は受けようと考えない。これに比べ、漢族は 公務員試験の受験に熱をあげている"と比較しながら語った。 もしかしたら、朝鮮族の大卒生たちが中国語の実力が不足しているために公務員試験に敢えて挑戦することが出来ないのでは ないかという記者の問いに、張賢煥会長は名門大学入る程度の努力をすれば何とでもなるはずであり、お金さえ儲けていれば 良いという浅い考えのため、少し難しい事になると挑戦しようと考えないところに原因があると断じた。 彼は、朝鮮族の若者が公務員試験を受けたり、試験に合格すれば、朝鮮族企業家たちを動員してその家を尋ね、祝福し、 励ましてあげたいくらいだと語った。 (延辺日報 チャ・スンヒ、チェ・ミラン記者 2009年3月23日)
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