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[教育] '南永前トーテム詩研究'が大学科目に

浙江省湖州師範学院で大学科目に選定され、講義開始



朝鮮族詩人・南永前の 'トーテム詩(図騰詩)の創作と研究'が大学の科目になるという栄誉を受けた。

3月 5日付 '吉林日報'は、先日、浙江湖州師範学院で '南永前トーテム詩研究' を全校共同選択科目に入れ、 正式に講義を始めたと報道した。

この報道によれば、この学校の文学部は、トーテム詩専門研究課程を開設した最初の学院だ。 トーテム詩の研究を 大学の共同選択科目に含めたのは、大学の専攻と学科分野を拡げる上で重要な意義を持つものであり、少数民族の文学と 文化に対する重視により、全国の高等教育に影響を及ぼすことになるだろう。

報道は南永前の一連の創作の成果と受賞経歴を紹介し、 '20年ほどにわたり南永前がトーテム文化を研究し、系列の トーテム詩を創作、独特の詩歌形式を創立し、同時に新しい作詩法体系であるトーテム作詩法を形成した' としている。 続けて報道は、ある専門家の言葉を借りて '南永前トーテム時と彼の作詩法体系を研究することは、中華の作詩法の伝統を 豊かにし、詩歌の形式と作詩法理論区の発展を推進する上で、典範となる実験的な意義を持つ'と評価した。

湖州師範学院 '南永前トーテム詩研究' 共同選択科目の講演者は、馬明奎副教授だ。 馬明奎は南永前のトーテム詩及び そのトーテム文化を研究する学者の一人であり、 2007年に専門著書 '南永前トーテム作詩法'を発行した。馬明奎の 研究著書に対し、北京大学教授で中国新詩研究所所長である著名な詩評論家・謝冕は、次のように評価する。 '南永前 トーテム詩学研究の最新成果を集中的かつ全面的に見せてくれた。 彼は学者の敏感性により、我が国の詩歌創作の 最新動向とそれが明示した啓示的な意義を的確に捕えている。南永前トーテム詩創作の史詩的性格と詩人の宇宙的視野を 論述して提示し、彼の分析は南永前トーテム詩創作の理想の核心、すなわち円融に直達している。 これは中国の多くの 民族ひいては全人類の同質文化における最高境地の善であり、彼はこの詩歌の創作に哲学的な高さを付与した'と述べた。

報道によれば、浙江省湖州師範学院の '南永前トーテム詩研究' 共同選択科目は、主に大学 1年生と 2年生の学生たちを 対象とし、受講生定員は 100人。 開講の後、受講生の定員に達しただけでなく、理工科の学生を含む高学年傍聴生まで 加わり、この学校の珍しい風景を成している。

南永前は我が国の著名な朝鮮族詩人であり、吉林新聞社と長白山雑誌社社長兼総編集だ。 彼はまた米国世界文化芸術院 栄誉文学博士であり、吉林省高級専門家だ。 彼は 1971年に文壇にデビューした後、詩集'円融' など 16部の詩集を出版し、同時に 45回全国少数民族文学創作賞などさまざまな文学賞を受賞した。 1986年以来、 彼の創作した系列トーテム詩はますます国内外の注目を集めた。彼の作品に対する研究論文が既に 130編ほど 新聞刊行物に発表されており、 '南永前トーテム詩探求' など学者研究論文集 11 冊が出版されている。

(黒龍江新聞 2009年3月10日)
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