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[社会] 延吉市の公衆電話が受難

1年に 300回ほど破損、一台 10元で廃品買取所へ直行


▲河南飯店南側に架設した公衆電話。保護のフードが壊れたまま寂しく立っている。

延吉市内に架設された公衆電話が、人為的な破壊を受けている。

州電信部門では 1996年から延吉市の主要な通り・路地に合計 640台ほどの公衆電話ボックスを設け、 市民に多くの利便をもたらして来た。 市民は路上にいても用件があれば市内のどこからでも簡単に公衆電話を かけることが出来た。

ところが、これらの公衆電話が一部の心ない市民によって、無差別に破壊され、経済的に大きな損失を受けただけで なく、市民たちにもこの上なく大きな不便を与えている。 調べによれば、公衆電話ボックス一台を架設するのに 6000元の資金が必要という。ところが一部の人々は電話機を剥ぎ取って一台 10元ずつを対価に廃品買取所に売るという。 また一部の人々は飲酒運転した後、車で公衆電話ボックスにぶつかって倒した上で力まかせに押し倒したりするという。 ある電話機は、カードを入れる部分に異物を入れて使用不能になり、受話器がどこにあるのか探しても判らない。 またブース保護のフードが壊されてブラブラと引っかかっている姿は見るも無残だ。

先日、記者は公園路に架設した 6台の電話をかけて見たが、まともに作動する電話が 1台しかなかった。 公衆電話はこのようにして毎年 300回ほども破壊されており、その経済的損失は 80万元〜100万元に達するという。

電信営業庁の 6人の事業関係者は、申告を受けて出て日々に破壊された公衆電話機を点検、 補修するために目が 回るほど忙しく動き回っており、その費用だけでも一年に 80万元を超えるという。

延吉市は今まさに文明的都市に様変りしているところだ。ところが一部の市民は、このような野蛮な行為で延吉市の イメージに泥を塗っている。 遅ればせながらでも、今から自発的に公衆施設を自分の目のように惜しみ保護する、 文明的な延吉人になろう。

(延辺日報 リ・チョルオク記者 2009年3月2日)
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