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![]() [社会] 朝鮮文看板が混乱する問題、法で解決を 最近、朝鮮文看板を正しく書くことに関する問題が、話題として頻繁に上がっている。 延辺だけでなく、朝鮮族散在地域、高速道路、遊覧地域などの一部の朝鮮文看板が誤訳されたり、 間違って書かれたりして、規範化した朝鮮文を使っていないのだ。 筆者は、看板製作行政を法律化することでこの問題を徹底的に解決することが出来ると考える。 延吉市についてみれば、看板の中国語文を誤訳したり、規範化された朝鮮文に翻訳せずにかけてある看板の主は、 大部分が他民族だ。 看板の中国語文をどの部門で責任を持って翻訳し、どのように製作するかということについては、 該当の条例に明確な規定がない。 考えても見れば、看板の中国語の翻訳が、無政府状態になっているのはある意味で必然的なことだ。メディアでは看板の誤訳を 看板主の責任として責める傾向が見られるが、実のところ責任を厳格に追求するとなれば、それは政府の関連部門が負うべき ものだと思う。 朝鮮文を知らない他民族の人々が該当の条例に従って朝鮮文を使おうと努力してくれているのは有り難い事だ。 事業主たちが 看板に朝鮮文を使うには、該当の条例を守ろうとする法制意識の一面がある外(これが主な一面)、商業的動機、 すなわち朝鮮族の客を惹きつけようとする意図もある。 そのため、彼らが他の事業主たちのように、わざわざ間違えて 翻訳して書いたとは思えない。 朝鮮文を知らないから生じた事だと思う。 よりによって 《水餃子館》を 《芥子(キョジャ)館》と書くとは。 お金を払って 芥子を食べに食堂へ行く人はいないはずだ。 80年代の一時期、敦化市では、政府翻訳室で看板を専門的に翻訳した後、看板を製作し、その後に再度検査するという 方法を取っており、良い効果をおさめていた。ところが、その良い方法を続けることが出来ず、再び看板に中国語文だけ 書くという、昔の姿に戻っているのには多くの原因があるだろう。 しかし看板製作行政を法律化していないことが 主要因になると思う。 もし朝鮮文使用条例による看板製作実施細則があって、事業主たちが該当の条例とそれによる実施細則をよく守り、 該当の部門で厳格に執行監督すれば、無政府状態が克服され、朝鮮文の看板がより規範化されるものと信じる。 もちろん朝鮮文使用の大切さに対する認識、そして法制意識を高める事業こそが第一であることは当然だが、政府で 看板製作実施細則を制定することが、当面の急務だと思う。資質の高い専門翻訳機構で翻訳し、高水準の看板製作単位を 指定して製作させなければならない、などの内容を実施細則に入れる必要がある。 (吉林新聞 2009年3月2日)
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