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［社会］　朝鮮族村に《戸籍のない土地》が多い！ ◆ 国家の農業補助金など農業優遇政策が受けられず ◆ 政策を知らず信用せず、登録の機会逃す ◆ 該当部門の調査確認で正確な登録が必要 大部分の朝鮮族村に様々な形で存在 農業を持続的に発展させ、農民収入を全面的に増加させるため、国務院では 2004年から連続 6年間 1号文件の 形式で農民収入のための新しい政策を出した。毎年、国務院の 1号文件は農村の情勢を実事求是的に分析して 農民収入増加の重要性と緊迫性を強調、農民収入増加の総体的な要求を明確にした。また重要な措置を出して、 長期的に形成された我が国の 《3農》問題解決のため、政策と制度的な保障を提供した。 2004年から国務院では農民収入を増加させ、農村経済を発展させるために農村の農業税を全面的に廃止し、穀物の 直接補助、農業生産資料直接補助、農機械購入補助、優良品種補助を実施して、農民が経済的に実質的な利益を 受けられるようになり、農民収入がめっきり向上し、農業への熱意を刺激している。 農村の土地は集団所有で、農民たちに集団で譲渡し、農民たちが耕作する責任田畑だ。 朝鮮族農村の多くの村の土地面積数値と国家の 4つの補助を享受する土地面積数値が合致しないことを、記者は 農村の取材中に発見した。朝鮮族村の幹部たちもこの問題を知っており、郷鎮幹部たちも知っているが、今まで 解決することが出来なかった。 柳河県五星村の 6025畝のうち 500畝ほどが 《戸籍のない土地》であり、輝南県茂盛村の 1350畝のうち 400畝ほどが 土地の戸籍がなく、梅河口市新華村の 1300畝の土地のうち300畝ほどの土地が戸籍がない状況だ。 記者が調べたところによれば、大部分の朝鮮族村に様々な形で、いずれも戸籍のない土地が存在している。土地は 国家の所有であり、当然、国家の土地書類に載っていなければならないが、各村に 《戸籍のない隠れた土地》がいまだに 存在するという事実は、該当部門が重視すべきことだと思う。 朝鮮族村になぜ未登録土地が多いのか？ なぜ朝鮮族農村に戸籍のない未登録土地がいまだに大量に存在するのかという問題を持って、記者は朝鮮族村の村幹部 たちを探訪したが、彼らの回答を総合すれば次のようになる。 人民公社時代、朝鮮族農村の畝当収穫高が高かったので、朝鮮族村から国家に捧げる徴収料指標と農業税指標が高く、 朝鮮族村で土地面積を少な目に届けた。後で開墾した土地面積は届けなかった。1983年に個別営農導入を実施する時、 朝鮮族村ごとに中核の土地を一部出して村の土地を分配したが、これらの土地は登録されなかった。 2004年から、国家で農業補助政策を徐々に広げながら、土地調査事業を新たに実施したが、一部の朝鮮族村の幹部たちは 国家の政策をよく理解出来ず、政策に対する信頼が十分に出来なかったため機会を逃してしまった。さまざまな原因により、 国家の政策は一つでありながら、村ごとに享受する農業補助金は異なる所が形成されたのである。 土地は国家の所有だから、必ず正確な数字で届出しなければならず、過去にはさまざまな事由で土地が未登録のままだったが、 今のところ国家で農業に対する激励政策を展開しているこの時こそ、国家のすべての土地は政策を享受しなければならない。 国家土地管理部門、農業関連部門、郷鎮政府では、朝鮮族村だけでなく農村土地全般に対する新しい調査事業を実施して 土地再登録事業をし、実際に存在する土地面積を登録して戸籍のない土地に対する調査確認と登録をしなければならない。 現在、中央で土地経営権の確定と流通が推進されている現況で、朝鮮族村の 《無戸籍土地》 問題の解決はさらに緊急の 課題になっている。 （吉林新聞　２００９年２月２７日） Copyright(C) 朝鮮族ネット