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![]() [社会] 延辺、捨て子が増加の傾向 2008年、800人余りの乳児が捨てられる 親の顔も覚えられぬまま捨てられる子供達が増えていることが集計の結果、判明した。計画性のない妊娠と 出産こそが、自分の血を引いた子すらもためらわずに捨てる非情な親を生んでいると専門家たちは警鐘を鳴らす。 旧正月期間、延吉市の帽児山に赤ん坊が捨てられた。 早く発見された子供は幸いにも命は取り留めたが、 親を捜すことが出来ず、延辺社会福利院に送られた。 "寒い中、赤ん坊は怪我一つせず眠っていました。 節日の日に子供が捨てられたというのが、何とも胸の痛むことです。" 赤ん坊を見つけた市民・趙オンビンの話だ。 去年 12月 6日にも一人の赤ん坊が延辺病院に捨てられたが、この赤ん坊も結局は母親の顔も知らぬまま 社会福利院に送られた。彼らのように世の中に生まれるや否や捨てられる赤ん坊は、ほとんど減らないが、捨てられた 赤ん坊たちが保護してもらえる施設は不足している。現在、捨てられた赤ん坊 800人余りの中で、 224人が社会福祉院の ような機構で保護を受けており、その他 600人余りは親戚あるいは他人に委託されて扶養されているのが実情だ。 "病院に捨てられたり、ゴミ箱に捨てられて、福利院へ来る子たちが多いです。 子供達について責任を負おうとしない 20代初盤の未婚の母たちが、不本意な妊娠と出産のために赤ん坊を捨てることで、これらの子供達は一生消すことが 出来ない傷を持って生きて行くことになります。 " 延辺社会福祉院副院長・劉美の話だ。 延辺州民政局社会福利及び社会事務処処長・曲国峰は "捨てられる子供達が増加傾向を見せています。 2005年に 捨てられた子供は 629人だったが、 2008年には 800人余りに増えました。 "と、このような社会現象に胸を痛めている。 親の顔も知らないまま、親に捨てられた子供達だが、親を恋しがる気持ちは同じだ。 龍井孤児院に暮しているソリョンさんは、 "ママ、パパともに、下校する子供達を見ると親のことを最も強く 思います。ママ、パパに会えば、また睦まじい家族になれるといいなと思います"と親を恋しがる自分の気持ちを 素直に打ち明けた。 現代社会全体的に、計画性もなしに不本意な妊娠と出産、それによって不幸な子供達がまた出来ないように、 親だけでなく社会全体の努力が必要だという声がますます高くなっている。 /延辺インターネット放送 (黒龍江新聞 2009年2月23日)
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