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![]() [文化] 延辺卓球、明日の希望が見える 普及活性化水準が上昇、吉林省では中上流 現実的に評価すれば、中国の卓球舞台において延辺の卓球はまだ “第三世界”に過ぎない。 中国で国技 ともいえる卓球は、世界的に見ても越え難い “万里の長城”であり、この運動に専門的に携わる人だけでもおよそ 数千万人にもなるといわれる。長年の間、延辺の卓球は他の地域の飛躍的な発展テンポに辛うじて付いて行ってはいるものの、 水準的にはまだ距離がある。 しかし延辺の卓球は、吉林省ではその水準(少年・児童)が中上流レベルであり、 ずっと上昇傾向を見せているので、希望が垣間見える。 普及活性化 現在、延辺の都市、郷、鎮の多くで卓球を重視しているため、この運動が非常に活気を見せている。特に、 州内の各県、市の小中学校でも、この運動を活発に行い、良い人材が常に輩出されている。 現在、延辺の各県・ 市には、青少年卓球クラブだけでも 30余りもあり、州卓球協会では延吉青少年卓球学校、琿春青少年卓球学校を 重点的に運営し、良い効果を挙げている。これ以外に、州内の多くの県、市、郷、鎮にも数十の大小規模の民間 卓球クラブがあり、卓球の普及に大きな力となっている。 また、毎年、州級、県級、市級、学校などの卓球競技が 数十回開かれており、この競技の発展に大きな推進的役目を果たしている。 水準は上昇傾向 現在、延辺で養成した 3人の選手が日本へ行き、少年級別競技に参加している。 黄京愛(安図)、徐瑶(延吉) など 10人余りの少年、児童選手たちも山東魯能、河北正定国家訓練基地、北京、遼寧・撫順等で訓練を受けており、 その水準が吉林省では上位になる。現在、延辺で専門的な訓練を受けている少年児童選手だけでも 200人余りになり、 そのうち 20人余りはその水準が吉林省でも中上流だ。 2008年吉林省少年児童競技で、延辺の少年児童選手たちは 小学校の部(女子)で団体優勝、中学の部(男子)で団体準優勝を獲得した。 州卓球協会によれば、来年開かれる 吉林省競技大会で、延辺の少年児童選手たちは集団競技と個人戦で金、銀、銅メダルに挑戦することになり、勝算は大きいという。 問題も存在 ただ、延辺の卓球が普及において活気を見せ、水準が上昇傾向にあるといっても、問題点がないわけではない。 そのうち最も大きな問題は、高水準の指導者が不足していることだ。他の地域から高水準の指導者を招こうとしても、 費用が高く、なかなか踏み切れない。北朝鮮青年チームの選手たちや他の地域の指導者たちを招いて教えを受けた事が ないわけではないが、長期的なものではないため、効果もあまり大きくない。 また、延辺の卓球指導者たちが、 国外や国内の卓球先進地域へ行って研修するケームもあまりなく、自身による水準向上が期待出来ない。 幸いにも 望みがある選手たちを卓球の水準が高い地域に送って訓練させるようには出来ているが、長く続けられるものでもない。 延辺の卓球水準をより高い次元へ引き上げるためには、どうしても自らの高水準指導者が必要になる。 (延辺日報 キム・チャンヒョク記者 2009年2月22日)
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