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![]() [社会] 韓国移住労動者“英語分からねば仕事も出来ず” “韓国で暮らすためには、韓国語よりも英語をより多く知らなければならない。英語が分からなければ、 仕事も出来ず、生活も出来ません。” 中国同胞の金さん(60)は、去年 11月、京畿道利川のある養鶏場に就職した。 3ヶ月前に韓国へ来て就いた初めての 職場だった。 養鶏場の補修作業を引き受けた金さんに作業班長が “ドライバーでネジを締めなさい”と言ったが、 ‘ドライバー’が何なのか分からず、慌てた。 “スパナを持って来なさい”という言葉も聞き分けられず、間違った 工具を持って行ったりした。 結局、彼は職場に適応することが出来ずに、先月仕事をやめた。 金さんは “工具の名前から、全て英語で言うから、聞き分けることが出来ないし、間違いばかり連発するようになって いたよ”とし “韓国語さえ上手ならば出来ると思ったが…”とため息をついた。 彼はしばらく仕事を休んで、英語の勉強に 邁進するつもりだと語った。 移住労動者たちが韓国で使われる英語・外来語が分からず、職場で疎外されているという。韓国移住労動者の 60%以上を 占める中国や旧ソ連の出身者たちは、英語が教育課程に含まれない学校が大部分なので、アルファベットすら読むことが 出来ない人々が大半だ。 中国同胞・李さん(40・女)は、初めて就職したレストランで英語のために大変な目にあった。 “テーブルにナプキンとスプーンを セッティングしなさい”という指示を聞き分けることが出来なかったのだ。 価格表を指す ‘メニュー’も、‘ステーキ’も 知らなかった。 “ ‘ミディアム、ウェルダン’で焼いてくれ”というお客さんの要求は、到底対応することが出来なかった。 3年前に入国してソウル江南区清淡洞で家事手伝いとして働く中国同胞・姜さん(50・女)は “英語が出来ないから、馬鹿に なったみたい”と語る。働く家の 5歳、10歳の子供達が英語で言う時、困ってしまったことが一、二度ではないという。 彼女は “子供達が ‘ストレスを受ける’と言ったた時に、ストレスとは何かと聞かなければならなかった”とし “テレビをつけて 見ても、英語一色だから息苦しい”という。 英語だけで書かれた看板や製品も、彼らを慌てさせる。中国同胞の金さん(41・女)は、先日、コーヒー専門店 ‘コーヒービーン’ で会う約束をしたために無駄骨折りをしてしまった。 商号が英語だけで書かれていたため、目と鼻の先まで来ていたのに 引き返してしまったからだ。英語の看板を読むことが出来ないたびに、劣等感を感じるという。 金さんは “店に入っても、 間違えずに入って来たのかどうか、心細い気持ちで座っていたりする”とし “英語だけで書かれた看板があまりにも多い”と語る。 皮膚管理室で働く金さんは、製品名がほとんど英語だけで書かれていて、当惑するという。 “お客さんから聞かれてもよく 分からず、誤魔化す場合がほとんど”と言いながら “新しい製品が入って来れば、常に韓国語で書き留めて、また 覚えなければならない”という。 ソウル加里峰洞韓国外国人勤労者支援センターは、移住労動者たちの要求により、 2月から無料英語講座を始めた。 中国・ ベトナム・キルギススタン国籍の移住労動者 20人余りと一緒に、去る 15日、初の講義を開いた。 センターの金海性代表は “働くこと以外にも、韓国人と意思疎通したり、コンピューターを学ぶなど趣味生活のために 韓国語とともに基礎英語を学ぶ必要がある”とし “英語教育を通じて外国人労動者たちの作業生産性も向上し、産業災害 を防止することに寄与出来たらと思う”と語った。 (黒龍江新聞 2009年2月19日)
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