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[社会] 市街地での爆竹残骸焼却処理、危険千万

毎年、小正月になると各県、市では夜に花火が節日の雰囲気を高める。今年、延吉市でも盛大な花火大会が開かれ、 市民に忘れ得ぬ思い出を残した。花火を打ち上げて美しい風景を演出すれば、花火の終わった後のゴミもきれいに 処理しなければならない。都市の姿に影響を与えて、市民に被害を与える環境汚染をしてはならない。

小正月の翌朝、出勤途中に青年湖付近に来た時、青年湖の上空は黒い煙で覆われていた。 火事でも発生したのかと 思って急いで歩いて来て見ると、青年湖の時宜用関係者たちが花火の終了後に捨てられた爆竹の残骸を掃き集め、 一方では爆竹の残骸の山に火を付けていたのだ。 周りは黒い煙で覆われ、煙むたい臭いで呼吸することも出来なかった。

専門家たちの解釈によれば、爆竹の残骸には多量の硫黄、窒酸カリウムなどの化学物質が入っており、爆竹が爆発して 生成された窒素酸化物は、太陽光を受けた後に化学反応を通じて、毒性がある 2次汚染物質を生産するという。専門家 たちは、爆竹の残骸を焼却して生じた有毒化合物を人々が吸い込んだ場合、命を失うこともあり得るので、爆竹残骸物を 処理する時は焼却しないようにと警告している。

最近、実際に爆竹残骸を焼いた有毒化合物質を吸いこんで命を失ったケースも発生し、周囲を不安にしている。 安図県明月鎮のあるお婆さんが、平屋で息子と一緒に住んでいたが、 1月 31日午後に外に出て、道の脇に多くの爆竹残骸が あるのを見つけて、良い焚き物が出来たとばかりに家に持ち帰って焚き付けた。 この日、息子は友人の家に遊びに行ってから 翌朝帰って来て、見ると母親が死んでいるのを発見したという。 病院側では爆竹の残骸を焼いた有毒の煙によって中毒に なったのが原因だという。

爆竹残骸物のようなゴミ、特に有毒なゴミを焼却処理する場合には、環境汚染を忘れてはならない。 特に多くの市民が 生活している都心で焼却するような事は、決してあってはならないことだ。

(延辺日報 キム・カンソク記者 2009年2月10日)
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