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![]() [文化] シルム、ブランコ、板跳び、なぜ沈滞しているのか? 過去には毎年、自治州創立祝賀日の 9月 3日になると、延辺では老若男女が飛び出して、シルム、ブランコ、 板跳びで皆が楽しい一日を送ったものだ。しかし今では、この一つの珍しい風景がさっぱり消えてしまい、往年の 世代には美しい追憶としてしか残っていない。 現在、シルム、ブランコ、板跳びは民間に普及が十分でないため、4年に一度ずつ開かれる全国少数民族競技大会に 出場する選手を探すだけでも深刻に頭を抱えなければならない。 過去には全国少数民族競技大会のブランコやシルム で独占していた金メダルも、近年では半分以上を他民族に奪われる醜態を晒している。原因は一体どこにあるのか? まず、普及だ。かつては、農村の郷、鎮を主としてシルム、ブランコ、板跳びが大々的に展開されていた。 しかし今では、出国ブームや都市進出ブームなどで、農村、特に朝鮮族村の人口流失がひどく、農村の朝鮮族の 小中学校もそれに伴って漸次消失しつつあり、普及と展開をはかる上で大きな影響を及ぼしている。 こんな状況の 下では、普及と展開の重点を都市の街道、朝鮮族小中学校に置くしかない。 次に人材流失だ。 この何年間か、苦労して養成した選手や指導員が、他の地域や国外の高い給料・職業的保障に目が 眩み、故郷を離れる者が少なくない。 特に他の地域では、職業を担保として人材養成に取り組んでおり、もし延辺でも 彼らに職業的担保を与えることが出来れば、人材流失を充分に阻むことが出来るだろう。 その次に、養成において短期速成を狙う傾向だ。 4年に一度ずつ開かれる全国少数民族競技大会に備え、当然、長年の 階段的な養成体系を決めて人材を養成しなければならないのに、競技を目前に控えてから訓練を始めていたのでは良い 成績をあげることは難しい。シルム、ブランコ、板跳びも、延辺の無形文化財であり、延辺の顔だ。 該当部門の 十分な関心と対策が必要だ。 (延辺日報 キム・チャンヒョク、ホ・ソン記者 2009年2月5日)
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