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[文化] 中国現代画家・文哲男、最新作品集を発売開始

自然と宇宙、人生を描く!


▲文哲男

▲全国油絵展優秀賞 《金秋》

《心の中に深く悟るものがなければ、創造というものはありえない!》 これは中国で指折り数えられる著名な 美術評論家・鄭憲先生が朝鮮族洋画家・文哲男先生について述べた惜しみない賛辞だ。

1962年、遼寧省瀋陽市で出生した文哲男は、1987年東北師範大学美術系を卒業した後、長春市朝鮮族中学校で 13年間、 美術教員をした後、専門美術家としての生活を始めた。 現在、吉林省美術家協会会員、長春市美術家協会会員、 長春市美術家協会洋画芸術委員会秘書長、長春市青年美術家協会理事、吉林芸術学院漫画学院教師を歴任している。

《戦争と災禍》、《お母さん》、《夏の日の白砂浜》、《帰婚》、 《金秋》 など多くの作品が国家、省、市級の 美術作品展示会で受賞し、特に作品 《金秋》は 2003年第 3回中国西洋画展示会で優秀賞を授与された。中国美術家協会で 主催した世紀在線中国芸術ネットワークで 《中国現代洋画家》として個人作品を発表、その外多数の作品が 《吉林新聞》、 《長春日報》 などの新聞と 《第9回韓中美術交流展》、《中国西洋画展作品集》 などの雑誌に発表された上、一部の作品は 米国、韓国、日本、シンガポール、オーストラリアなどの国内外の収蔵家たちによって購入されている。

繊細な事実主義画法で朝鮮民族特有の田園風景を描き出した 《金秋》は、高い絵画技巧としっかりした内容を土台として、 彼の作品世界における一つの頂点を成したといっても過言ではなかった。

しかしその後作り出された作品、すなわち今度の吉林文史出版社で発行した 《当代中青年書画家正品系列》の中の一系列に 属する 《洋画家・文哲男作品集》に収録された新しい作品は、既存のリアリズム表現形式を脱し、抽象的概念及び潜在意識の 表現方式で再創造を試みたものだった。

《霊魂系列》、《森林系列》、《妊娠婦系列》、《生命の空間系列》 そして 《銀灰色の太陽系列》と 《赤の困惑系列》 などの作品では、作品の中で今まで見ることが出来なかった画家の人類と生命に対する深い思索を伺うことが出来る。 特に今度の新作は、人体をモチーフにして直接的な形象にしているが、画面は一面の空虚と沈黙、冷淡な色彩で満ちており、 見る人々にとって見慣れたものに対する違和感を全身で感じることが出来るようにしたところが新しい。 洋画特有の画法、 イメージ、特徴を最大限に動員して、画家自身の芸術的視野を広げることに成功した今度の作品は、また素朴で初々しく、 神秘的で、見る人々に違和感に対する戸惑いの裏で、人類、生命に対する写生の余韻を長い間残るようにしている。 《人類の発展は大自然と衝突してはならない。なおさら人間性を壊滅させても駄目だ。 人間性というのは、最も原初的な 本能だから・・・》 《つまり人間の内面深い部分は大変か弱く、お互いに対する関心と同情、尊敬が必要だ》 (画家・文哲男の日記の中で)と考える洋画家・文哲男、彼は拒否することが出来ない血統の朝鮮族として、最も 民族的であるもの、その本質的であるものを掘り出して、ずっと描いて行きたいと言いながら、同時に中国当代の 西洋画家としてさらに中国的であるもの、最も伝統的であるものを描き、世界のすべての人々と人生という共通分母を 分かち合いたいと堂々と所信を明らかにした。

(吉林新聞 2009年2月3日)
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