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![]() [社会] 我が老人たちは今年の旧正月をどう過ごすのか? 旧正月が目前に迫っている。 家ごとに迎春準備で慌しく過ごしている今、子供たちが海外、沿岸都市に出て 一人きり家に残っている老人たちは、今年の旧正月をどのように過ごしているのか? そんな疑問を抱いて、記者は先日、 白山地域の一部の朝鮮族老人協会と農村に出向き、アンケート調査をした。 ▲《お爺さん、明けましておめでとうございます!》 調査によれば、今年の旧正月、海外、沿岸都市へお金儲けに出た子供たちが帰って来て、親と一緒に正月を過ごす場合が多い。 しかし全家族が皆、一堂に集まって睦まじく正月を過ごす事例はまだ非常に少ない方だ。 白山市と長白県、馬鹿溝鎮に居住している老人の大部分は、子供たちが傍にいるので心配はあまりないが、臨江市六道溝鎮、 撫松県新屯子鎮、靖宇県景山鎮などの散在地域に散らばって暮している老人たちや、長白県十二道溝鎮、十四道溝鎮などの郷鎮や 農村に暮している少なからぬ老人たちは、孫・孫娘たちだけと一緒に正月を過ごさなければならない境遇にあり、外地に出た子供 たちを思うと寂しい気持ちになると言いながら、 《子供たちが一日も早く家に帰って来て、家庭全体が集まって団欒の楽しい正月 を過ごすその日を待ちこがれている》と語る。 一部の老人たちはまた、数ヶ月間一人身で寂しく過ごしていた後に、大学へ行った孫・孫娘たちが冬休みになって家に帰って来て 一緒に正月を過ごすので、それでも嬉しい気持ちになるそうだ。 長白県馬鹿溝鎮十九道溝村に住んでいる今年 85歳と高齢の崔ギョンファさんは、老親が死んでから後 13年間も一人きりで 暮しているが、子供 5人が全て長白におり、今は長白光栄院で旧世代軍人として特殊待遇を享受している。 彼は県にいる 息子や娘たちが、今度の旧正月に家に招き、一緒に正月を過ごしたいと電話があったと喜んでいる。 長白県果園朝鮮族民俗村で一人で暮す今年 79歳の鄭ギョンテクさんは、お嫁に行った娘が外地労務に出ており、傍に近い親戚 もいない。 正月になると、寂しいとはいっても、それでも県民政局のおかげで今年は光栄院で事業関係者たちの細やかな世話を 受けて旧正月を過ごせることになり、何の懸念もないと語る。 老人協会の多くの会長たちも、旧正月期間、老人たちを集めて ユッノリ、トランプや花札遊びはもちろん、歌や踊りなど盛り だくさんの娯楽活動と慰問行事で独居老人たちが正月を楽しめるようにする予定だと口を揃えて語る。 (吉林新聞 2009年1月23日)
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