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［経済］　船員送り出しが韓国ウォン安で再び人気に 長春国際経済技術合作公司海外部の船員に申請者が殺到 ▲朝鮮族の船長・機関長たちと共に 《不景気な時、一番確かな職業ですよ》 韓国ウォンの下落で韓国に帰国する朝鮮族が多くなり、また中国内の韓国企業が大挙して撤退し、朝鮮族の 働き口の悩みが多くなる中、最近、船員の送り出しが再び人気を集めている。 《韓国へ行った男たちはほとんど誰も大金を貯めることは出来ません。 しかし船員として出て来た方々は、 きちんきちんと大金を稼いで戻って来ます。》 最近、長春国際経済技術合作公司海外部を通じて、船員として行って来て、再び韓国への出稼ぎに行った多くの 船員経歴者たちが、再び船員職を申し込んでいる、と南ハクチョル経理は紹介する。 多くの帰国労務者たちが噂を 聞いてたくさん尋ねて来ており、その中には素人も少なくないという。 《最近、世界的な経済不況、及びそれによる韓国ウォンの下落により、在韓の労働者たちが大量に帰国しており、 この時点で私たちは帰国した朝鮮族、特に朝鮮族の農民たちに確実な外貨稼ぎとして勧奨したいです》 南ハクチョル経理が言う。 遠洋漁船での労動の厳しさは、農作業の労動の厳しさに似ているという。船員になるには特別な要件がなく、 満 40歳以下の身体が壮健で前科犯罪の記録がない男性であればよく、真面目に一生懸命に働きたいという決心さえ あればよい 《不景気時に一番確かな職業ではないか》と南経理は語る。 現在、会社傘下の漁船に朝鮮族の船長・機関長が 70人余りおり、大部分は農民出身で、月手当が 2000ドルを越えている。 確かに船上生活は単調であるが、消費が少ないので、地道に労賃を貯めて、帰って来る時には大金を持って来ることが 出来るという長所がある。 朝鮮族農民、月労賃 2000ドルの船長・機関長として勤務 長春国際・海外部について噂になったのは、ここから送り出された朝鮮族が初めて世界遠洋漁船の朝鮮族船長・ 機関長として大挙登用されてからだった。 船主業者である韓国インターブルコ・グループの権ヨンホ会長は、早くから 朝鮮族を会社傘下の遠洋漁船の船長・機関長として意識的に養成した。 現在、会社は 36隻の遠洋漁船を持っており、そのうち韓国籍船舶の船長と機関長は、該当の規定によって必ず韓国人 でなければならないが、それ以外の大部分の船舶の船長と機関長は全て朝鮮族を採用している。 現在、 70人余りの 朝鮮族が船長・機関長として働いている。 長春国際・海外部がインターブルコに船員の送り出しを始めたのは 1989年で、吉林省の遠洋漁船事業の第一歩を 踏み出した。 《信用は企業の生命線である》 およそ 20年間、延べ人数で 3万名余りの船員を送り出し、今まで 労務紛争をしたことがないまま企業を経営して来ており、絶対多数が風聞を聞きつけて尋ねて来る。 当初は船員人力 送出業者から始め、今は物流業を兼ねた朝鮮族中堅企業として成長している。 長春国際・海外部は、朝鮮族農民を相手に船長・機関長・船員を大量に募集することで、朝鮮族農民たちの就業と 収入創出のために多くの寄与をして来た。 会社は吉林省にて高級船員養成所を運営し、幹部船員の養成に力を注ぎ、 また朝鮮族中学校に海事クラスを設立して朝鮮族の若者達の就業養成まで兼ねている。今まで船員たちの賃金を一度も 滞納したことがない会社として有名でもあった。 そして今までに大規模な船員家族の集いを 4回開き、毎回千名余りが一堂に集まって、のど自慢、特技自慢で夜を明かした。 （吉林新聞　２００９年１月２０日） Copyright(C) 朝鮮族ネット