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［経済］　中国ハナ銀行、金融界外資銀行の成功神話を掘り起こす 金融危機の逆転、中国ハナ銀行、大陸地域で破竹の勢い 年初比、預かり金 662％増加、中国内韓国系銀行の中で最高 営業店ネットワーク 13店に拡充、金融ベルトで広大な大陸地域を一手に把握 ▲北京・西城区に位置する中国ハナ銀行本部庁舎 去年 12月 17日、中国銀行業監督管理委員会の設立予備認可・批准で、中国ハナ銀行ハルピン支店設立準備工作チームが ハルピンにて本格的に活動を開始した。 これによりハルピン支店の開設及び人民元業務(企業対象)を遂行するための人員 選抜が仕上げの段階に入り、 3月末の正式開業を目標に現在、設立準備に拍車をかけている。 ハルピン支店設立準備チーム長(金ヨンシク)は、ハルピン支店の設立と同時に、銀行固有業務である預金と貸出及び 国際決済(輸出入業務)の外、韓国企業と黒龍江省企業間の協力と提携を通じる直間接投資誘致、そして黒龍江省内の 中国企業の韓国証券取引所上場斡旋など、外資銀行の長所を最大限に発揮、黒龍江省の経済開発と対外開発の一翼を 担当したいという所感を明らかにした。 ▲中国ハナ銀行職員現地化、約 93％実現 現在開設進行中のハルピン支店と青島黄島支店を含めれば、中国内に北京、上海、瀋陽、長春、青島、煙台など、 合計 13店のネットワークを確保することになる。 同時に 2007年 12月、北京に設立したハナ銀行（中国）有限公司は、 金融危機下にありながら、この 1年余りの期間に 8つの営業店を新設、法人設立以前の過去 10年間にわたり 5つの営業店を 拡充したのと比べれば、大変な成長を遂げ、 特に中国ハナ銀行が戦略地域にしている東北三省の主要都市である瀋陽、長春、 ハルピンに、いずれも初めて法人外資銀行としての支店を開設することとなり、これによって外資銀行の中で唯一、東北三省 の主要都市全てに拠点を持つ銀行となり、今後、この地域での高い認知度を基礎として迅速な営業拡充を期待している。 同時に中国ハナ銀行は、 2008年の金融危機と中国系銀行の外資銀行に対する資金供給中断という非常に劣悪な環境の中でも、 広大な大陸地域に金融ベルトをかけ、大陸地域に金融包囲網を形成して、韓国系銀行の信任度の向上に重要な役目を果たしている。 中国ハナ銀行は 2008年 12月末基準で、総資産 18億4千9百万ドル、預かり金 8億6千9百万ドル、貸付金 13億2千1百万ドル、 当期純利益 1億1千3百万ドルを達成、年初比で総資産の増加率 50％を実現し、 預かり金は年初の 1億1千4百万ドルに比べて 7億5千5百万ドル増加、 おおよそ 662％の増加率を実現し、中国に進出した韓国系法人銀行の中で、すべての面で名実共に 最高の銀行になった。 中国ハナ銀行・崔鍾�ﾙ銀行長によれば、金融危機にもかかわらず中国ハナ銀行がこのような特筆すべき成長を実現した重要な 要因として、現地化とハナ精神を挙げている。中国ハナ銀行は他の韓国系銀行とは異なり、中国金融界の現地の有名人たちを 董事長や監事に任命し、同時に副行長と本部部署部長、そして第一線で営業の責任を負っている支店長に現地の銀行経験が豊かで 能力のある現地中国人を採用して、現地人中心の経営と営業をしている。 同時に、職員の比率においても、現地人の比率が約 93％に達しており、法人設立 初年度に堅固な現地化の基礎を完成した。 もう一つは現地職員に対するハナ精神の鼓吹を挙げることが出来る。 中国ハナ銀行は毎週 2回、職員と役員たちが共に 参加する企業文化研修を通じて、韓国ハナ銀行の成長の原動力と優秀なハナ文化を現地職員たちに鼓吹し、中国ハナ銀行の 現地のすべての職員たちが自主、自律、進取という徹底したハナ精神を備えるようにしている。 このようなハナ精神は、 しばしば現地化の過程で発生する多くの問題点を予防する役目を果たしている。 中国ハナ銀行は金融危機という非常に厳しい状況の中で成遂げた、このような重要な経験と自信感を土台として、 2009年には預かり金 100 億元達成という内部目標を設定し、 1月初から全職員が参加して預かり金の増大に 渾身の力を注いでいる。 預かり金 100 億元の目標は、法人設立当時の預かり金が 8 億元に過ぎなかったことを 勘案すれば、法人設立当時の預かり金規模に比べて約 12倍以上増加するという、非常に大きな目標だ。 中国ハナ銀行は このような大幅な預かり金拡充を通じて、中国系銀行に対する資金調達依存度を低め、同時に収益性を向上させて最優秀 の外資銀行という中長期ビジョンを早期に果たすことを目標にしている。 また、中国ハナ銀行婦人会では、 1月 13日の春節を控えて、望京にある北京韓国国際学校付属幼稚園に本立てと遊具 などを寄贈した。 これも、金融機関の社会的責任を重視する韓国ハナ銀行の文化を、中国で直接実践する良い事例で あり、 最近の金融危機によって困難を経験している中国内の韓国人社会に暖かい人情を吹き込んでいる。 中国ハナ銀行が、法人設立以後 1年余りという短い時間に成し遂げた成果と成長の速度を見ると、 まるで韓国ハナ銀行が 1991年の銀行設立以後 IMF危機を機会にして破竹の勢いの成長を実現した姿を彷彿とさせる。中国でもう一つの ハナ銀行神話が作られようとしている。 （黒龍江新聞　キム・ドンパ記者　２００９年１月１９日） Copyright(C) 朝鮮族ネット