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[教育] 延辺、朝鮮族学生の半分が欠損家庭生活

朝鮮族欠損家庭の学生数 2万 1633人、朝鮮族学生総数の 53.9%

延辺朝鮮族自治州の朝鮮族欠損家庭の学生が、朝鮮族学生総数の 54%に迫っていることが明らかになり、 相変らず朝鮮族の学生教育が最大の社会問題として残っていることが浮き彫りになった。 またこの比率は 毎年上昇する傾向を見せているため、極めて深刻である。

最近何年かの間、延辺州の朝鮮族欠損家庭の学生数は 50%〜55%の水準で推移しており、個別の県、市は長年の 間に60%以上という高い比率を見せて来た。延辺州教育局の統計資料によると、現在、延辺州の朝鮮族欠損家庭 の学生数は 2万 1633人で朝鮮族学生総数の 53.9%を占めている。

最近、延辺州教育局は、連合調査団を編成して州内 18の小中学校を訪問、明らかにした調査資料によるとこれら の学校のうち 7校で欠損家庭学生の比率が 60%を越え、そのうち 2校の欠損家庭学生比率はおおよそ 95.5%と 90.5%にまでなっており、 4校の放置学生数が片親家庭の学生数を超えていた。

また調査の結果によれば、 2007年から韓国訪問就業制が実施され、この 2年間で朝鮮族欠損家庭の学生数は幾何級数的 に増加したことが明らかになった。

教育第一線の教員たちは "欠損家庭の学生は一般的に自立性と独立性が不足しており、感情表現が反抗的で学習習慣も 良くなく、同輩に比べて不当な方向へ流れようとする欲望があり、かなり多くの学生が学校で勉強することを嫌い、 問題を起こす学生に転落している"と言う。これに関して教育の専門家たちは "成長期に家庭の暖かい愛と保護、監督、 管理が不足していることにより現われる総合的な症状"と診断した。

欠損家庭というのは、両親が離婚したり離散したりすることにより、成長期の学生が片親と生活するようになったり、 あるいは両親がいずれもなく、老人たちと生活したり、完全に放置された状態で独身生活をしている家庭を総称するもの。

専門家たちは、欠損家庭学生の問題は、朝鮮族の未来がかかった深刻な問題であり、朝鮮族社会を心配する声が高いが、 冷めやらぬ出国ブームにより、いずれ早いうちに欠損家庭の学生数が全体の 3分の 2水準にまで迫るものと予想している。

(黒龍江新聞 2008年12月30日)
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