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［経済］　吉林省、経済寒波による労動就業問題に積極的対応 金融危機の実物経済に対する影響がますます強く波及し、就業にも寒波が吹き荒れている。 記者が省労働保障部門で調べたところによれば、去る 1月から 11月まで省全体の新たに就職した人口は 50.29万名に及び、年初の目標を 119.7％ 達成、今年の就職人数は史上最高を記録する見込みだ。 現在、 省内の企業を見ると、景気低迷による大きな人員減縮はいまだにないという。 しかし外向性の強い一部の 業種は、赤信号がついた状態であるといわれ、我が省の企業も早いうちに影響が及ぶ兆しを見せるだろうという見解も出ている。 省労働保障部門では、我が省の実情に基づいて 《三つの保障》 すなわち 《発展を保障し、民生を保障し、 安定を保障》するという趣旨の下、危機に対応する10の方案を制定した。 第一、 都市の就業人員が失業したり帰郷する農民工に対して、モニタリングと報告の制度を実施する。 12月 から企業で一度に 20人あるいは全職員数の 10％を削減する場合、予め労動部門に届けなければならない。 街頭と郷鎮で一ヶ月間に新たに登録した失業人員が 100人を超える場合、上級部門に報告し原因を明らかに しなければならず、県市(区)の労動保障部門では積極的な対応措置を講じなければならない。 外地に出た農民工 の情況と帰郷する農民工を把握し、就業情報を適時に提供し、農民工の就職問題を積極的に解決する。 第二、新しい働き口を積極的に開発する。 交通、水利、建設などの部門と合作し、新たに建設するプロジェクト で必要とされる労動力資源を把握し、それに相応した教育訓練を進めて人力資源の状況をすみやかに社会に公開する。 創業により就業を促進する事業を強化する。 高等学校の卒業生と失業者、農民工など様々な人々が創業に参加する ことを鼓舞激励し、中小企業と労動集約型企業に対する支援を高めて新しい働き口を作り出す。 第三、積極的な就業政策を講じる。税金と費用の優遇政策の範囲を拡大し、冬季に帰郷する農民工に対する技能訓練 を進める。 就業困難な人々が活動的な就業を申し込む場合、社会保険補助金の発給条件にかなえば引き続き補助金 を発給する。 またこの規定を就業が困難な人々を採用する業者にも適用するものとする。 第四、労動集約型企業で少額担保の貸出条件にかなう職員を採用する場合、最高で 400万元まで貸出を支援すること とする。 そして再貸出を申請する個人企業で信用評価が良い場合、貸出金額をそれに応じて高めるものとする。 五番目、職業技能コンテストで高技能技術人力の養成事業を推進する。 六番目、企業の養老保険納付比率を 21％に低め、業者の負担を軽減する。 七番目、来年の企業退職人員の養老保険引上基準を国家の平均水準より高く策定する。 八番目、今年末までに地方の政策的な事由で門を閉めたり破産した、国有企業退職人員の医療保険問題を解決する。 九番目、 2009年から省内の高等学校の学生たちを都市住民医療保険の範囲に含める。 十番目、各種の法と条例に基づき、労動者と使用単位の合法的権益を保障し、守り、調和した労動関係を一層 強く構築して行く。 2009年、吉林省労動保障部門では、全般的な景気低迷による影響を最大限克服し、新たに都市就業人数 42万名 を増加させ、失業率を 4.5％ 以内に統制し、 330万名の農村余裕労動力の就業を実現するという目標を掲げた。 （吉林新聞　２００８年１２月２０日） Copyright(C) 朝鮮族ネット