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［社会］　ハルピン高麗風情街の景観、'傷だらけ' ハルピン市香坊区紅旗大街と練服加の交差点にある高麗風情街レジャー広場周辺の 8軒住宅改造工事が次々に完成、 また2005年 8月、ハルピン市環境総合整理管理重点プロジェクトであったハルピン高麗風情レジャー広場も同時に 完工し、多分に異国的な風格でハルピン高麗風情街に新しい見どころを加えてくれた。 ▲無残な姿の高麗太鼓 しかし現在、建設初期とは異なり、普段の管理怠慢、人為的な破壊などにより、わずか 3年で '傷だらけ'に なり、市民や内外の観光客の物議を醸している。 現在、広場にある '高麗風情街'という看板は既に破損し、文字さえ曖昧になり、一目で看板とは分らなくなった。 また広場の西方にある韓国古典式楼閣と楼閣内の太鼓は、元々の姿を留めぬ程にひどい。 高麗太鼓の表は図案の色相が 汚れているかと思えば、皮面自体が外れていたし、両側側面はセメントや支柱が露出しており、建設初期の美しい姿は 見る影もなくなっている。 ▲破損した'高麗風情街'の看板 ハルピン高麗風情街区域の西方に建設されたハルピン高麗風情レジャー広場の敷地面積は 5000平米、広場の設計は 高麗特色を最大限に活かし、既存の 2000平米の広場と関連建築物を土台として、初めて韓国の古典式楼閣と韓国 古典式木製廊下を新築した。広場は韓国の古典式楼閣と高麗太鼓をシンボルとして建てた。このうち韓国の古典式 楼閣の敷地面積は 64平米、高さは 5.8m、楼閣内の高麗太鼓の直径は 2mに及ぶ。これ以外に長さ 15m、幅 3mの 廊下、広場の東南には敷地面積が 30平米に及ぶ木製高麗亭閣も同時に建設された。 また広場の建設に合わせるため、香坊区では周辺の環境に対して総合的に整理管理を進めたが、広場の環境に影響を 与える 600平米の道路占有住宅を撤去し、広場周辺の 8棟の主要住宅の表面を韓国の風格を具現したレリーフで様変り させ、木製造形による高麗特色の建築屋根を建設し、広場と住宅がお互いに調和しながら韓国の特色を充分に活かすように 全般的な設計をした。 記者が周辺市民たちから聞いたところによれば、該当部門で数回補修をしたが、いくらも経たぬうちにまた人為的に破壊 されるという悪循環が生じ、現在は補修しに来る部門もなく、放置されてから久しいという。 高麗風情街の所属管理部門を定めるため、香坊区政府事務室、香坊区投資誘致局、香坊区都市管理局、ハルピン市香坊区 都市景観管理処などの部門に問い合わせをしてみたが、具体的にどの部門で責任を負わなければならないのかという 問題に対してはいずれも確答を与えることが出来なかった。 ハルピン市高麗会館・張永哲館長は、"現在、高麗風情レジャー広場が '傷だらけ'のまま放置されているのは、 資金の問題で厳しい状況にあるためだ。一年に約 100万元の修理及び補修費用が必要だが、金詰まりのため 管理部門さえなくなった状況だ。 しかしもう何回も関連部門に高麗風情レジャー広場補修問題を提起したから、 ずっとこの状態のまま放置されはしないだろう"と語った。 （黒龍江新聞　キム・ミラン記者　２００８年１２月１８日） Copyright(C) 朝鮮族ネット