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[社会] 延辺の麻薬犯罪に備え'人民戦争'を宣布

麻薬服用者のうち 17〜35歳が70%、最年少の麻薬服用者は 14歳

今年 1月〜10月に押収した覚せい剤、去年同時期の 4倍に増加


延辺自治州が麻薬犯罪に対して "人民戦争"を宣布した。延辺州党委と州政府は 27日、李龍煕州長の司会により、 延辺史上初めて公開された "麻薬取り締まり人民戦争動員退治大会"を召集し、延辺州の範囲内で麻薬取り締まり活動を 大々的に展開する事にした。

延辺は中、朝、ロシア 3国国境地帯に位置する特殊な立場であるため、麻薬密搬入事件が頻繁に起こっているのが実情で、 それもここ最近だけの話ではない。しかしこのような麻薬密搬入事件に止まらず、社会的に青少年の麻薬服用者が増え、 深刻な問題として台頭し始めたのは最近のことだ。

延辺自治州公安局麻薬取り締まり大隊によれば、延辺自治州の麻薬犯罪発生率は高く、麻薬犯罪が大規模化、組織化の兆し を見せており、関連犯罪者も低年齢化する傾向が出ている状況だ。 統計によると 2005年は 392件の事件で麻薬 6484gを 押収、2006年は 407件の事件で麻薬 1万 501gを押収、2007年は 591件の事件で麻薬 3万 5000gを押収した。 警察はまた 麻薬服用者のうち、 17〜35歳の青少年が 70%を占め、特に最年少の麻薬服用者がわずか 14歳と明らかにした。

今年 1月から 10月までに押収した覚せい剤の量は、去年同時期の 4倍に増えた。 特に国内外の麻薬犯罪者たちがお互いに 結託しており、また麻薬密売の犯行がますます拡大しており、犯罪道具もますます進歩しているため、見逃すことが出来ない。

延辺自治州党委員会・ケ凱は "麻薬取り締まり活動は、社会と国境地帯及び国家の安全と社会の経済発展を推進する上で 重要な役目をしている"と指摘し、地方各政府が "麻薬取り締まり活動を一つの政治任務と考えなければならない"と指示した。

大会で延辺自治州党委員会と政府は、傘下 8つの県・市の指導者たちと、それぞれ麻薬取り締まりの目標を確定した。 延辺自治州党委員会と政府はまた、麻薬取り締まり活動に必要な資金の投入を増やす事にした。 特に麻薬が国外から 延辺自治州へ流れ込むことが出来ないように、国境で遮断するため、国境防衛の力量を伸ばし、予防、広報、退治等、 麻薬取り締り統制システムを強化する事とした。

(黒龍江新聞 2008年12月3日)
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