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[社会] 農民養老保険、私もいつか貰えるだろう ◆ 吉林省 6つの地域で新土地徴用農民養老保険制度がスタート ◆ 和龍市龍城鎮、吉林省で最初の農民養老保険を実施 ◆ 龍城鎮の経験: 和龍市農民一人当り平均純収入の 100%〜300%を基数として 20%の比率で募金、すなわち個人が 6%、村集団 6%、市財政が 8%。 ◆ 農民収入が固定していない状況で、お金がある時に払える特恵政策を出し、農民に便宜を。 ▲養老保険通帳の発給を受けている和龍市龍城鎮の農民たち 農村経済が発展し、農民も都市住民のように養老保険に参加したいという気持ちが強まっている。 一部の発達した省、市では、数年前から農民養老保険制度を試験的に実施しているが、吉林省の状況はどうか。 新土地徴用農民養老保険を普及させることに 吉林省社会保険事業管理局養老保険 2処・屈栄波処長によれば、都市進出の農民たちは企業を通じたり 日雇就業の身分で市鎮社会養老保険に参加することが出来るが、被土地徴用農民や農業に携わる大部分の 農民たちは、いまだに養老保険に参加することが出来ずにいる。 屈栄波は 《和龍市龍城鎮は吉林省初の新型農村社会基本養老保険制度の実施地だから》として 《これは 吉林省内で新型農村基本養老保険事業を進める上で推進役となるだろう》と評価した。 それ以外に、長春市、九台市、吉林市、楡樹市、梨樹県、通化市東昌区などの地域でも新土地徴用農民 養老保険事業を試験的に実施しており、まもなく省全体に普及するだろう。 《470元ほど納めれば、老後生活の心配はなし!》 和龍市では 2年間の討論と広範囲な意見聴取を経て、 《民生プロジェクト》である新型農村社会基本 養老保険制度を試験段階に進めた。 屈栄波処長は 《和龍市政府では新型農村社会基本養老保険に毎年数百万円を投入、制限された資金事情で これだけ多くの資金を投入するということは指導者の意欲と壮大な視野がなければ難しい事だ》と明らかにした。 龍城鎮・黄チュンハ副鎮長によれば 、6月 12日から今までに400人余りが保険に参加した。 およそ龍城鎮(農業人口 1万 7000人余り)に戸籍があり、満 18才以上 (在学中の大学、中等専門学校学生と 既に市鎮従業員基本養老保険に参加している者は除外)になる農民は、全て養老保険に参加することが出来る。 形式は去年、和龍市の農民一人当り平均純収入の 100%−300%を基数として、20%の比率で募金、すなわち個人が 6%、村集団 6%、市財政が 8%で募金する。 黄チュンハ副鎮長は 《今年は村集団に資金がない状況で、農民個人が 12%を出すこととし、保険納付形式を 5つの 階層に分けた》とし 《去年、和龍市農民一人当り平均純収入が 3940元で、農民個人が 1年に納める一番低い金額は 471.60元、 一番高い金額は 1414.80元で、市政府で 314.40元を補助してくれる》と詳細に紹介した。 特に農民収入が固定していない状況で今年、龍城鎮政府では、お金のある時に納められるという特恵政策を出して、 農民たちに便宜を与えた上、保険参加の積極性をさらに高めた。 《私も都市の人たちのように養老金をもらおう》 農民たちは世々代々、土地によって生計を維持して来た。 一旦土地が徴用されれば基本的な生活源泉が消える。 若いうちはどうにかこうにかして食っては行けても、老ければ子どもたちに助けてもらわなければならないから、 老後の心配は並大抵のことではない。 去る 4月、九台市は 《九台市新土地徴用農民基本養老保険実施細則》をスタートさせた。 《細則》は農民個人、村集団と政府の補助で構成、 2 : 4 : 4 の比率で募金する。 このうち、新土地徴用農民の 年齢が 75才以上なら個人負担部分を納めず、月ごとに 215元の標準で養老金を受け取る。 九台市卡倫鎮双川村の孫ウィジェさんは 《私も今は都市の退職者たちのように毎月に養老金を受ける ようになったので、大きな心配はなくなった》と感無量だ。 孫ウィジェさんは 5月 30日に鎮で初めて養老金を受け取った 121人の中の一人だ。 屈栄波は 《新土地徴用農民に対する養老保険政策は、当地の実際の状況に応じてそれぞれに制定しており、 3分の 2の土地が徴用された場合、養老保険に参加するようになっている》とし 《該当の部門では一連の政策 を出して被土地徴用農民の権益を保護し、出来る限り全員が養老保険に参加出来るように積極的に推進中だ》と語った。 (吉林新聞 2008年12月2日)
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