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［社会］　人を助けるために信号無視したタクシーを免責 《人を助けるために赤信号を無視した延吉タクシー運転手の段氏》が、交通警察部門から罰金の免除を受け、 交通規則違反記録の削除を受けるなどの結果となり、市民から広く好評を受けている。 11月 12日、高熱によって昏睡状態に陥った子供をすぐに病院へ護送し、救急を受けるようにするため、段氏 は延吉開発区から搭乗客一家族を乗せ、連続していくつかの赤信号を無視して病院に送っただけでなく、タクシー 費も受け取らなかった。 この出来事は、延吉市民の注目を集め、大部分の市民は段氏が人を助けるために信号を無視したのだから、処罰しては ならないと申し立てた。延辺州公安局と延吉市公安局では、この経緯を調査した後、段氏の正義感あふれる行動に高い評価 を与えただけでなく、延吉市交通警察大隊では特殊な事件と見做し、特別に処理するものとし、罰金を免除の上、交通規則 違反の記録を削除した。 処理の結果を聞いた後、段氏は交通警察部門の人間的な執法に感激し、以後は交通規則を守って運転すると語った。 延吉市交通警察部門では、人を救助する過程で人為敵な交通事故が発生することを防止するため、タクシー運転手たち に交通規則をしっかり守って交通安全意識を強化するように呼びかけた。交通警察部門では、緊急の情況に遭遇すれば、 直接 110番や 120番に救助電話をかけ、救助専門の人々を呼ぶように呼びかけている。 （吉林新聞　２００８年１１月２２日） Copyright(C) 朝鮮族ネット