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［社会］　延吉の路線バス、何が問題か？ 延吉市公共バス有限公司で調べたところによれば、延吉市には今 45本の公共バス路線がある。 毎日 152台の 大型バスと 384台の小型バスが東は小営鎮河龍村まで、西は飛行場の正面と民主村まで、南は帽児山まで、北は 依蘭鎮新岩村まで走っており、一日平均延べ人数で 25万名を運んでいる。 たった 1元で延吉市の東西南北、 どこでもほとんど行くことが出来、公共バスは私たちの日常生活に多くの利便をもたらしてくれている。 ところが、このように重要な役目をする公共バスで良からぬ事がしばしば発生し、問題視されている。 まず始発点 ではノロノロ運転をし、終着点にほとんど着く頃には指定時間に遅れまいと大急ぎで走って、お客が車から少しでも 遅く降りようものなら、早く下りろと鼓膜が破れんばかりに大声を出し、古い荷物のように外へ押し出す。 また スピード超過の運転をして、前に車や障害物があれば急停車するため、車中の人々はお互いにぶつかったり倒れたり する。 それでも運転手や乗務員は、乗客たちが取っ手をしったり握らないせいだと文句を言う。 出退勤のピークには 車中の人々が動く余地もないのに、窓から外を向いて早く上って来いといいながら、お客を引っぱっり上げる・・・。 延吉市路線バスのこうしたひどい現象は、社会的問題として浮上してから久しい。市民も今では面倒な事は言いたくない ので、見て見ぬふりをする。延吉市公共バス有限公司営業運営科の徐影科長は、 2006年度にこの会社では市民の情報提供 電話を 200回余り受けたが、そのうちには矛盾衝突が双方ともに責任があったり、運転手、乗務員に責任のある比率が それぞれ 1:1:1だったという。 徐影科長は、会社ではそれぞれの公共バスにすべて情報提供電話番号 2863782を公開し、朝 7時 30分から夕方 5時まで 情報提供を受け付け、調査を経て該当処罰条例によって厳しく処理するという。 延吉市公共バス有限公司無乗務員バス 大隊・羅傑隊長は、時によっては管理が付いて行くことが出来ず、良からぬ事が頻繁に発生すると言いながら、今後は 運転手や乗務員たちの資質を向上させるためにさらに努力すると述べた。小型公共バス隊・李ジョンフン隊長は、 小型路線バスの運転手たちは多くは農村から来ており、普遍的に文化水準が低く、普段荒っぽい言葉を口癖のように 使っているため、すぐに直すのは難しいが、これからは必ず直させたいと述べた。 徐影科長は、一部の運転手または乗務員たちの非文明的な行為のため、会社全体に影響を及ぼしていると言いながら、 このような問題を解決するため、今後、会社では運転手、乗務員たちに対する職業道徳教育、安全教育を一層強化し、 情報提供電話など監督情報提供の経路をさらに拡大して、公共バスの運転手、乗務員のサービスの質と賞金を連結させる などの方法で会社の綱紀を直したいと表明した。 （延辺日報　チェ・ミラン記者　２００８年１１月１９日） Copyright(C) 朝鮮族ネット