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[社会] きれいな町づくりは、私たちが先頭に立つ−韓国

在韓中国同胞ボランティア防犯パトロール隊も結成

韓国ソウル大林洞で、町内の掃除から一日を始める老人たちがいるが、彼らこそが永登浦区帰韓同胞連合会 大林洞支会の老人たちだ。

記者が彼らを訪ねた時間は、11月 3日の夜明け 5時(韓国時間)。町内全体を歩きながら掃除する姿が、実に立派だった。

第2のチャイナタウンと呼ばれるソウル大林洞は、中国の同胞たちが密集している地域として位置づけられている。 大林洞に中国同胞たちが密集するようになった主な原因は、地下鉄 2号線と 7号線が通っていて交通が便利であることと、 また 2階建のアパートや平屋がぎっしりと立ち並び、屋上と半分地下の家々が多く、中国同胞たちが借家あるいは家賃で 泊まるには好都合の地域であることにより、 3、4年前から単身同胞、夫婦、あるいは 2、3人ずつ集まって家賃を払って住んでいる。

そのため、大林洞では自ずから中国料理の食堂、中国式喫茶店、夜間に営業する中国食品屋台、さらには羊串肉店など さまざまな中国食品をここで見ることが出来る。

ところが、在韓朝鮮族の中には、赤信号などを無視した横断歩道通行、そこかしこに痰を吐いたりゴミを投げ捨てる習慣、 吸殻(どこであれ吸殻を捨てれば 4万ウォンの罰金)もそこかしこに捨てるなど、中国で身に染み付いた悪い習慣がそのまま 持ち込まれ、町内の住民たちの不満が高まるようになった。

さらに、いわゆる文化生活センターを利用してマージャンで賭博を日常的に行う朝鮮族も増え、韓国社会の頭痛の種と して浮上している。

また、土曜日や日曜日になれば多くの在韓朝鮮族がこれらの中国飲食店にやって来て、お酒を飲んで事件を起こしたり、 中国での高声放歌、路上放尿など、低質な習慣をそのまま続け、さらには区役所の公務員たちが取り締まれば、何の ためらいもなく反抗するような事もあり、社会の治安に非常に悪い影響を及ぼしている。

“中国朝鮮族がここで生活しながら、このように町内が乱れているのは、あまりにも胸が痛むだけでなく、そのイメージも 非常に悪く、そこで私たち老人たちが掃除をするようになった”と、朴ホンシク支会長は、掃除が終わった後の記者の インタビューで明らかにした。

それだけでなく、このような社会治安の無秩序を直すため、大林洞には在韓中国同胞で構成された中国同胞ボランティア 防犯隊が出現し、地域住民たちはもちろん、大林警察地区隊の歓迎を受けている。

“現在、大林1、2、3洞には在韓中国同胞が約1万名余り、長期居住していると把握されており、原住民は 6万名余りだが、 休みの日、特に土曜日と日曜日に中国同胞たちが酒の勢いで喧嘩をして、原住民から申告される事件が急増し、 またマージャン賭博をする在韓同胞たちもいて、私たち地区隊は非常に気を使っている。去る 9月からここに 在韓中国同胞たちで構成された中国同胞ボランティア防犯隊が結成され、誠に有り難いことだ”と、大林地区隊・ 尹ジョンス警察チーム長は明らかにした。

彼らボランティア防犯隊員たちは、辛さも厭わず、こうして定期的に地区隊とともに通りを巡回しながら、不良な 行ないを取り締まっており、犯罪予防の次元でも非常に良いことだと尹ジョンス警察チーム長は賛辞を惜しまなかった。

(黒龍江新聞 ユン・ウンゴル記者 2008年11月18日)
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