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[経済] 延吉市、秋の白菜が畑で腐って行く

今年、延吉市で秋の白菜が大量に売れ残り、質のよい白菜が畑に積まれたまま腐りつつある。延吉市小営鎮仁坪村 の白菜畑に行って見ると、あちこちに積まれた主人なき白菜の山を容易に見つけることが出来る。

延吉市で酸菜加工工場を経営する張女史は、今年、延吉市の白菜が売れ残ったことについて次のように分析した。 去年、外地の商人たちが争って延吉白菜を購入して行ったため、延吉市では後で白菜価格が上昇、一株につき 1元に まで上がり、白菜畑を請け負っている人々は何もしなくても大金を稼ぐことが出来た。しかし今年は去年と情況が 異なる。去年の白菜価格上昇の影響で、今年は延吉市の白菜栽培面積が増加した上、白菜の品質も向上した。 ところが他の地域でも同じ情況なので、外地の商人たちが延吉市で白菜を購入しようとしていた計画を諦めるようになった。

張女史は 10月、秋の白菜が市場に出たばかりの時は1kgにつき約 0.6元ずつだったが、今は1kgにつき 0.18元 にまで下がったという。 彼女は年初 1.85万元を払って 2haの白菜畑を請け負わせ、 10万kg余りの白菜を収穫した。 しかし今の白菜価格で計算すると、人件費と運送費を差し引けばほとんど残らないという。 一部の形が良くない白菜は、 収穫しても買って行く人がいないうえ費用ばかりが増加するため、初めから畑にそのままほったらかしておいたという。 野菜商人の中には、原価で手元の 2.5万kgの白菜を全て渡してしまった人もいるという。

調べによれば今、延吉市には張女史のように畑に白菜をそのまま捨てた人々が少なくないという。

(吉林新聞 2008年11月17日)
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