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[文化] 金昌鎬旧宅、瀋陽市文化財保護単位に

旧奉天の朝鮮人富豪・金昌鎬の旧宅が先日、瀋陽市第3次文化財保護単位リストに収録されたと遼寧新報が伝えた。

最近、瀋陽市政府 11回常務会議にて、瀋陽市の移動不可文化財 67点を瀋陽市第3次市級文化財保護単位に指定しよう という瀋陽市文化局の上程意見に原則的に同意したものだ。


▲70年が過ぎた今でも当時の豪華さを偲ばせる金昌鎬旧宅の現在の姿

情報によれば、今回指定された第3次市級文化財保護単位は重要な保護価値がある古建築、 古遺跡、古墳、歴史的記念建築物、 革命記念建築、数百点の中から選び出したものだ。

以前、 1985年に瀋陽市政府は市級文化財保護単位 38点のリストを発表し、 1996年に市級文化財保護単位 22点のリストを 発表した事があり、そのうち一部は既に省級文化財保護単位に収録されている。

今回リストに上がった 67点のうち、古遺跡が 6点、古墳が 5点、古建築 4点と近現代重要遺跡及び代表的建築物 52点があり、 金昌鎬旧宅は近現代重要遺跡及び代表成績建築物に分類される。

金昌鎬の旧宅は 1936年に建てられたもので、瀋陽市和平区中興街 31号、すなわち南五馬路と中興街交差点の東北に位置しており、 光復の後、国民党東北軍総司令・杜律明が居住したこともあり、解放の後には旧・東北局主席・高崗の住宅として使われ、 後に遼寧省測量局事務室、 《共産党員》雑誌社としても使われたという。

後に新たに作ったような建物西門には、中興街 31号という看板が見えるだけだが、確認したところによれば、中央の 某直属単位事務室として使われているという。 現在、高層ビルに囲まれたこの 3階建て青瓦の建物は、 70年経っても 相変わらず当時の姿を誇っている。

金昌鎬は旧奉天地域の大富豪として有名だ。 早くから朝鮮から渡って来て、小さな冷麺店から始め、後に土地売買で財を 成した彼は、当時、西塔尋常高等小学校(西塔朝鮮族小学校の前身で、現在は瀋陽市朝鮮族第6中学校) 講堂(何年か前に解体)を 作るのに 20万元の大金を寄付した主人公でもあった。 この情報は当時の 《満洲報》にも掲載されたという。

(黒龍江新聞 2008年11月7日)
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