xxxxxxx
朝鮮族ネット 中国の朝鮮族に関するニュースポータルサイト Search by Google:
ホーム 朝鮮族概要 地域紹介 政治 経済 歴史 観光 ショッピング コミュニティー お問合せ



[社会] 延辺、地震観測予報 3級ネットワークの基本構築

社会全体的な地震予防意識の強化がカギ


▲延辺州地震局・任鍾鉉(手前)局長が観測予報処・安在律処長(中間)、李永男技師とともに地震情報を調べている。

延辺朝鮮族自治州は、長白山、延吉、敦化 3ヶ所の地震観測予報所を中心に、各県市の地震観測所 (水位測定など)と郷鎮の地震観測人員で構成された州、県(市)、郷 3級地震観測予報ネットワークを基本的 に構築した。また大規模な家畜場、動物園を通じる動物観測補助ネットワークも形成した。

延辺州地震局観測予報処・安在律処長によれば、現在、延辺州の地震観測と予報水準は国内の最先端を占めて おり、来年には吉林省内の地震観測情報を共有することが出来る設備も正式に稼動する予定で、その時には 比較的完璧な地震観測システムを構築することとなる。

しかし地震は不確実要素があまりにも多いので、地震発生を 100%予測することは現在のところ不可能である というのが学界の持論だ。

延辺州地震局・任鍾鉉局長は、社会全体的に地震予防意識を強化して日常化することがカギだと強調した。

このような措置で延辺州地震局は、今年 《地震の防止、災害の減少》 という小冊子とディスクを作って無料 で社会に発行し、各県市機関の幹部たちが参加した地震関連知識と常識、法規などの講座を 10回余り行い、 学校と部隊、社会区域に出向して地震の常識と対備策の演習などを数十回実施した。また放送、テレビ、新聞、 サイトなどのメディアを通じて地震の常識を広報した。

任鍾鉉局長によれば、今後、地震局は教育局と連携して小中学校と幼稚園に対する地震応急訓練を強化し、 前学期と後学期に 1回ずつ大規模な地震応急演習を進ない、各県市に地震予防モデル学校を設立する計画だ。 党教と共同で地震を公務員養成科目の一つに設置する計画で、建設局と協力して地震予防機能を備えた 農村モデル住宅を建設する計画だ。

住民集中区域に地震避難場所を指定し、トイレ、電気などの基盤施設を揃えておく方針だ。

来年 3月には各県市を単位として地震知識競演を展開し、 5月の四川大地震一周年に当たり、延吉市と合作して 大規模な地震応急演習を行う計画だ。

その外、延辺州政府は 300万元余りを投資して、来年末あたりには先端設備を備えた延辺地震応急センターを 設立、それにより延辺の地震観測と予報の水準が格上げされる見込みだ。

(吉林新聞 2008年11月3日)
Copyright(C) 朝鮮族ネット