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[社会] 雇用制と訪問就業制、ここが違う

韓国の雇用許可制と訪問就業制、何が違うのか?

簡単に言えば、雇用許可制は漢族、朝鮮族を含む中国公民全てに適用されるが、訪問就業制は朝鮮族だけに適用される。

雇用許可制でも訪問就業制でも、韓国へ行って労務をするためには韓国語能力試験を受けなければならない。 しかし試験の種類が異なり、管理部門がこちなり、施行機関が異なり、選抜方法も異なる。

雇用制: 実務試験者に大きな意味はなし。

25歳以下の朝鮮族は、訪問就業制の恩恵をまだ受けることが出来ないので、雇用許可制韓国語試験を受けて韓国へ 行くことを考えている。25歳以下の朝鮮族にとって、雇用許可制は一つのチャンスではある。

しかし韓国労動部は今年、中国で 3500人を募集する予定で、吉林省に割り当てられた枠は 850人〜1000人であるという。 漢族も雇用許可制試験に参加するので、選抜される確率は高くないといえる。

特に注意すべき点は、試験の成績がいくら良くても、韓国の雇い主が選んでくれなければ韓国へ行くことが出来ないと いう点だ。 すなわち、試験を受けても必ずしも韓国へ行くことが出来るという保障はない。

そのため、 25才以上の朝鮮族、特に既に訪問就業制韓国語試験を受けた朝鮮族にとっては、雇用許可制試験は大きな 意味はないと業界関係者たちは分析する。

雇用許可制韓国語能力試験が間もなく正式に実施される。 しかしいまだに試験申請日と試験日は公表されていない。

(吉林新聞 2008年10月18日)
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