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[経済] 順調に発展する吉林省の対日出稼ぎ


▲日本の農村で白菜を収穫している中国産業研修生

産業研修生の形式を通じた対日労働者派遣は、我が省の対日出稼ぎの主要形式だ。 1992年、国家で中日研修生協力機構 を設立した後、我が省から日本への出稼ぎは、韓国への出稼ぎとは異なり、大きな変動もなく順調な発展をして来た。 調べによれば、我が省の労働者派遣機関から派遣した産業研修生たちは、大部分、延辺地域を除く漢族であり、人々は 日本で農業、 建築、電気、木材加工、水産物加工、溶接、製造、塗装・板金など多様な業種で働いているという。

先日、第4回東北アジア博覧会の日程で 《中日人材交流フォーラム》の車で長春を訪問した長野県川上村の藤原忠彦村長は、 吉林省から派遣した農業研修生たちの仕事ぶりを高く評価した。 彼の紹介によれば、 2004年から現在まで、川上村では 延べ 600名以上の中国産業研修生を受け入れたが、そのうち吉林省から行った研修生は 400人余りに及ぶという。 日本で サンチュの生産量が 1位を占めるこの村では、輸出するまでに吉林省から行った農業研修生たちが大きな役割を担っている。 去年は吉林農業科学技術学院から行った 26人の卒業生たちが熱心に働いて、他の研修生たちの模範となってくれた。 阿蘇農業協同組合の丸山信義会長も 《吉林省から来た農業研修生たちは、農業生産に熱心に取り組むだけでなく、日本の 文化や生活も熱心に体験している》とし 《研修生を受け入れた農家で、経営規模が今日まで拡大するには彼らの功労が非常 に大きかった。彼らがいなければ、場合によっては現在やっている作業すらも難しくなる状況》と紹介した。 北海道のある 農村では、人力不足により、およそ 600戸余りの農家で中国農業研修生を雇っているのが実情だ。

我が省の対日労働者派遣機関では、日本研修生の事業を着実にこなして行くために人員選抜から技術教育、現地教育訓練、 そして日本に管理事務所を設立するなどさまざまな方式で産業研修生たちに対する管理と彼らの問題を解決することで、 日本の合作パートナーたちとたゆまぬ信頼関係を築いて来た。 吉林省外事サービスセンターでは、省内各県市の地方政府、 企業と連携して 2003年から今までに 3000名以上に及ぶ多くの業種の研修生を選抜し、教育訓練を経て日本に派遣したが、 当地の受入先の普遍的な好評を受けただけでなく、彼らは帰国した後に生産の第一線で模範と技量を見せている。 吉林省天池経済技術合作公司は、日本に技術と技能の人材、そしてソフトウェア開発の人材を派遣する会社だ。 この会社では、 日本に出る研修生たちの日本語能力を向上させるため、毎年日本円で 500万円から 600万円にのぼる投資を奨励する形式にして おり、この会社から派遣した研修生たちが当地の国際日本語能力試験に参加して合格する比率は最高という。

日本から勤務期限が満了して帰って来た吉林省の産業研修生たちは、帰国の後にも日本から学んで来た技術と日本語を武器に、 日本とのつながりを切ることなく、国内の中日合資企業や日本の独資企業で技量を見せながら、熱心に活動する姿を見せている。 例えば、九州のトヨタ自動車で働いた吉林省産業研修生のうち、およそ 35名も、帰国した後、広州トヨタ自動車に入ったが、 彼らのうちの大部分は既に広州で家を買って定着しており、一部の人々は現場責任者、部署管理者として成長している。

(吉林新聞 2008年10月2日)
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